-86-11部分床義歯学・ナンバリングHAO-3-08・実務家教員や実務家による授業○・担当教員 ◎:実務家教員都尾元宣(◎)・授業概要歯科医療は患者中心の医療システムへ、そして、QOL,EBM,多職種連携、インフォームド・コンセント、セカンドオピニオンなどに象徴される新しい医療の流れと、超高齢化社会を迎え人口構成が変化し歯科補綴への需要が高まる中、多様化した患者に対応した歯科補綴処置が望まれる。部分床義歯(局部床義歯、パーシャルデンチャー、Removable Partial Denture,R.P.D.)補綴の特徴および目的は「歯列の部分欠損とそれに伴って生じた歯周組織や歯槽突起の実質欠損を人工物で補うことを目的として、残存歯やインプラントを支台とする可撤性有床義歯を装着し術後管理する事」である。1欠損から13歯欠損にいたる多様な欠損の症例に適用され、口腔機能の賦活・回復・、審美性の回復・改善などに寄与し、患者の持つ歯の欠損から生じる困難な問題を解決し、「食べる喜び」や「生きる喜び」を提供できる歯科医師になることを希望している。・到達目標本講義では、部分床義歯の概念から義歯設計の理論および製作方法の根拠について解説し装着後の管理についても解説する。基本的に専門用語は「歯科補綴学専門用語集第4版」に準拠し、共用試験(CBT・OSCE)や国家試験の基礎を形成する。・教育手法講義・教科書歯学生のパーシャルデンチャー(第6版)・参考書『パーシャルデンチャーテクニック 第5版』、『歯科補綴学専門用語集 第4版』、『症例に応じたパーシャルデンチャーの設計マニュアル 』・オフィスアワー月曜日〜金曜日 16:30~17:00、1号館3階 都尾教授室(都尾教授)・評価方法試験の成績50%、平常の成績50% 平常の成績の評価方法 ⇒ 小テスト・フィードバック方法moodleにて復習、小テスト解説11-1ユニット:基礎編回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月10日(火)1時限都尾歯科補綴と義歯の歴史を理解する。歯科補綴を説明できる。予習 歯学生のパーシャルデンチャーP8~P12復習 Moodle資料1時間E-3-4)-(2)-①義歯の歴史を説明できる。予習 歯学生のパーシャルデンチャーP8~P12復習 Moodle資料1時間E-3-4)-(3)-①第2回9月10日(火)2時限都尾部分床義歯の目的・臨床的意義を理解する。歯や周囲組織の欠損により引き起こされる問題を説明できる。予習 歯学生のパーシャルデンチャーP13~P19復習 Moodle資料1時間E-3-4)-(4)-①部分床義歯の目的を説明できる。 予習 歯学生のパーシャルデンチャーP13~P19復習 Moodle資料1時間E-3-4)-(5)-②部分床義歯の臨床的意義を説明できる。予習 歯学生のパーシャルデンチャーP13~P19復習 Moodle資料1時間E-3-4)-(5)-②
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