-82-10咬合学・ナンバリングHAO-3-14・実務家教員や実務家による授業○・担当教員 ◎:実務家教員江尻貞一、諏訪部 武、藤原 周(◎)、都尾元宣(◎)、石神 元(◎)、北井則行(◎)・授業概要咀嚼、嚥下、構音に代表される顎口腔系の機能は、系を構成する歯・歯周組織、顎骨・顎関節およびこれらに付着する筋などの軟組織と、これらの器官に関与する神経系の機能統合によって営まれている。また、こうした顎口腔系諸組織の保全と機能回復が歯科治療の目的の一つともいえる。咬合学では、2年次までに修得した口腔解剖学、口腔生理学の中から顎口腔系構成要素についての知識を再確認、整理し、4年次にかけて修得する歯科補綴学、歯科矯正学分野から機能回復について必要となる基本的事項を選択して教示し、総覧的に理解を深める。・到達目標口腔解剖学ならびに口腔生理学で修得した顎口腔系に関する知識を再確認し、4年次にかけて修得する歯科補綴学、歯科矯正学分野の中から顎口腔系の機能回復に関連した知識と問題解決に対する応用力が身につくことを目標とする。・教育手法講義・教科書『補綴臨床に必要な顎口腔の基礎知識』藍 稔 学建書院・参考書『分担解剖学1・2・3』 金原出版 『基礎歯科生理学』 医歯薬出版 『無歯顎補綴治療学』医歯薬出版 『歯学生のパーシャルデンチャー』医歯薬出版 『クラウンブリッジ補綴学』 医歯薬出版 『歯科矯正学』医歯薬出版 ・オフィスアワー17:00~19:00 1号館3F 江尻教授室(江尻教授)、硲 教授室(硲教授)、都尾教授室(都尾教授)、石神教授室(石神教授)、北井教授室(北井教授) 8:00~19:00 月、火、水 1号館2F 藤原教授室(藤原教授)・評価方法教科書またはMoodleの内容を予習し、講義受講後にチェックリストについて作成したまとめノートを次週の講義日に提出し、これを採点する。未提出の場合は当該日の得点は「0」とする。この平均得点と、最後に実施する小テストの結果を平常の成績(50%)とし、試験の成績(50%)と併せて総合評価を行う。・フィードバック方法掲示回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回4月3日(水)1時限諏訪部摂食機能に関わる咬合と咀嚼およびそれらに付随する生理学的事項を再確認し理解を深める。咀嚼筋の機能を説明できる。2年次に学習した咬合・咀嚼・顎運動の項目を復習しておくこと。1時間E-2-1)-③顎関節の構造と機能が説明できる。【各種顎位における顎関節の位置を含む。】E-2-1)-⑥下顎の随意運動を説明できる。E-2-1)-⑦咀嚼周期、咀嚼値と咀嚼能率、咬合力と咀嚼力を説明できる。E-2-1)-⑧歯列と咬合を説明できる。【咬合接触、咬合様式を含む。】E-2-2)-④
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