-70-8歯内療法学・ナンバリングHAO-3-04・実務家教員や実務家による授業○・担当教員 ◎:実務家教員河野 哲(◎)、瀧谷佳晃(◎)、田中雅士(◎)、長谷川智哉(◎)、遠藤為成(◎・開業医)・授業概要歯内療法学は、歯の硬組織疾患をはじめ、歯髄・根尖性歯周組織疾患の診査・診断、臨床症状や治療法を理解し実践することである。Unit8-1では、歯髄疾患や根尖性歯周組織疾患の病態を理解するために、その基礎となる歯と歯髄の構造と機能を習得するとともに、歯髄疾患と根尖性歯周組織疾患の診断と治療を行うために必要な、診査・検査および病因・病態に関する知識を習得する。Unit8-2では、根尖性歯周組織疾患の診断と治療を行うために必要な、診査・検査および病因・病態に関する知識を習得するとともに、一連の根管治療の意義や必要性、術式を理解する。また、Unit8-3では、歯内療法臨床の応用編として、根管充塡の意義と術式を習得するとともに、歯髄疾患や根尖性歯周組織疾患に罹患した根未完成歯に対する治療法と、歯根吸収の原因を理解しその対処法、歯の外傷や外科的歯内療法、変色歯の漂白や歯内療法を行う上での安全対策、歯内ー歯周疾患を理解する。また、高齢者の特徴をふまえた歯内療法を習得する。・到達目標Unit8-1では、歯・歯周組織の構造と機能、歯の硬組織疾患、歯内療法における基本術式の概要、歯髄疾患および根尖性歯周組織疾患を理解することにより、知識と応用を身につけることを目標とする。Unit8-2では、根尖性歯周組織疾患、根管処置および緊急処置を理解することにより、知識と応用を身につけることを目標とする。Unit8-3では、根管充塡、根未完成歯の治療および歯根の病的吸収外傷歯の診断と処置、外科的歯内療法治療、手術用顕微鏡を応用した歯内治療、変色歯の漂白、高齢者の歯内治療、根管処置後の歯冠修復、歯内ー歯周疾患および歯内治療における安全対策を理解することにより、知識と応用を身につけることを目標とする。・教育手法講義、moodle・教科書『歯内療法学 第5版』(医歯薬出版)・参考書『新歯内療法学サイドリーダー 第2版』(学建書院)『エンドドンティクス 第4版』(永末書店)・オフィスアワー月曜日〜金曜日 16時30分〜19時河野教授室(河野教授)、研究室(瀧谷講師、田中助教、長谷川助教、木方助教、堺助教、赤堀助教)ただし、会議や出張時は除く。・評価方法試験の成績(50%)、5回実施する確認テストを平常の成績(50%)とする。・フィードバック方法講義内容を確認し、教科書や参考書、moddleなどを参考に予習、復習を行うこと。8-1ユニット:歯内療法の基礎と臨床(基本編1)回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回6月12日(水)1時限河野歯内治療学の目的と意義、歴史を理解する。歯内治療学の定義、目的と意義を説明できる。事前:教科書p1事後:ノート確認10分歯内治療の歴史的概要と経緯を説明できる。事前:教科書p1〜4事後:ノート確認歯・歯周組織の構造と機能を理解する。歯の硬組織の構造と発生を説明できる。事前:教科書p5〜7事後:ノート確認20分E-3-1)-②E-3-1)-④
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