2019 教授要綱 3年
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-64-7歯冠修復学実習回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回4月8日(月)3時限二階堂大 橋日下部高 垣尾 池村 瀬片 山  他診療設備(ファントム)・器具・器械の使用法を習得する。エアータービンによる切削法を理解する。前処置の隔壁を理解する。1)実習に使用する器具、材料を選ぶ。2)実習台(診療設備・ファントム)の使用方法を理解し、実施する。3)実習器具を使用する。4)診療姿勢を取る。5)鏡視法により十字窩洞を切削する。6)Toemire式リテーナーの操作・使用方法を理解し、実施する。7)指定された歯に装着する。8)ウェッジ挿入を実施する。9)装着状態を確認する。実習書:診療姿勢(P3-5)十字窩洞形成(P7-9)、隔壁法(P21、22)0.5時間D-1-①、③E-3-3)-(1)-④、⑥・ナンバリングHAO-3-03・実務家教員や実務家による授業〇・担当教員  ◎:実務家教員二階堂 徹(◎)、大橋静江(◎)、日下部修介(◎)、高垣智博(◎)、尾池和樹(◎)、村瀬由紀(◎)、片山幹大(◎)、新谷耕平(◎)、森川貴史(◎・勤務医)、南出久子(◎・勤務医)、中村陽子(◎・勤務医)(◎)、村田雄子(◎・開業医)、村田雄基(◎・勤務医)、成瀬由己(◎・開業医)・授業概要歯冠修復学は歯科臨床科目であり、臨床の場で正しく実践されて始めて達成される学問である。したがって、歯冠修復学実習は臨床実習に入る前の学生の態度・技能・知識が臨床実習に適切に反映されるかどうかを評価するのが目的である。そこで、ファントムによる模型実習とOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)に対応した実習により、歯冠修復の基本的技能と態度を習得する必要がある。具体的に本実習で行う内容は日常臨床で最も利用頻度の高い成形修復(直接修復)のコンポジットレジン修復、グラスアイオノマーセメント修復、間接修復のメタルインレー修復とコンポジットレジンインレー修復である。・到達目標正しい診療姿勢を身につける。歯冠修復に必要な器具・器材の正しい操作ができる。適切なう蝕の除去、窩洞形成ができる。成型修復、間接修復の基本術式を理解し、実施できる。・教育手法実習・教科書『実習書:[Manual of Operative Dentistry]』 二階堂 徹 他 ・参考書『保存修復クリニカルガイド 第2版』千田 彰 他(医歯薬出版)・オフィスアワー月~金曜日 16:30~19:00 歯科保存学研究室(大橋講師:月水のみ、日下部講師、尾池助教、村瀬助教、片山助教)、二階堂教授室(二階堂教授)・評価方法実習製作物(80%)、レポート(10%)、態度(10%)・フィードバック方法実習製作物:評価シートを学生に返却して口頭でフィードバックする。レポート:コメントをつけて返却する。

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