-136-22地域社会と歯科医療Ⅲ(私の歯科クリニック)・ナンバリングCMD-3-03・実務家教員や実務家による授業○・担当教員 ◎:実務家教員◎住友伸一郎・授業概要 将来の地域医療を担当する歯科医師として、地域包括ケアシステムを担う歯科医療を実現する体系的学士課程の構築を目指して、各自が仮想診療所(私の診療所)を想定して、具体的にそのプロセスについて必要な諸条件について学ぶ。参加型スパイラル・チーム学習による学年縦断でスパイラルに諸教科を段階的に学びながら、得られた知識、技能、態度を基に、自ら学ぶ力と地域で活躍できる医療人に必要な能力を身につける。3年次の授業は Moodleを用いたe-learning とTBLを中心に組み立てられている。まず、KJ法を用いた問題点の整理法を学び、その手法を用いて、高齢・有病者への対応を考察する。・到達目標ブレーンストーミング、KJ法および2次元展開の手法を学び、問題点の抽出、整理および解決に応用できる。高齢・有病者の特徴を理解し、適切に対応するための基礎能力を養う。高齢・有病者に対する地域医療における問題点を抽出し、適切に対応するための基礎能力を養う。・教育手法当該授業で使用するビデオ、PDFなどの資料、課題、アンケート等はすべて朝日大学Moodle(LSM)にアップロードあるいはリンクする。授業の開始前に予習課題を課す。授業ではまず、プレテスト(MCQ、FBQ)を行った後に、ビデオ等を参照しIRATを施行する。次いで、教員による解説を行い、この解説と各自のIRAT結果をもとにGRATを行う。グループごとにGRATへの解答を発表し、質問等を受ける。授業のまとめと理解度の確認のためにポストテストとアンケートを行う。・教科書・参考書Moodle掲示資料(学生用ガイド、資料集、予習資料、講義資料)・オフィスアワーコーディネータ:住友伸一郎 後期の水曜日 16:30 から 17:30・評価方法個人に対するMCQテスト(IRAT)30%、凝縮ポートフォリオのルーブリック評価20%、体験シート、学習成果のサマリー等の評価50%・フィードバック方法Moodleの評定機能を用い、ポストテストと提出物に対してフィードバックと採点を行う。回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月11日(水)9月18日(水)1、2時間住友KJ法による問題点の整理と関連付けの方法を学び、地域社会と歯科医療Ⅲの学修目標を設定する。1.チーム内のブレーンストーミングにより「意見」を収集できる。2.「意見」を簡潔な「1行見出し」に記録できる。3.KJ法により「1行見出し」を整理して「表札」つけるとともにそれらの関連性を現せる。4.「表札」を緊急度と重要度から2次元展開し、対応の優先順位を決められる。地域社会と歯科医療Ⅲのシラバス1時間A-2-2)学修の在り方A-4-1)コミュニケーション能力の育成A-9-1):生涯学習への準備
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