-144-15歯科理工学実習・ナンバリングOBM-2-03・実務家教員や実務家による授業○・担当教員 ◎:実務家教員玉置幸道、奥山克史、新谷耕平、駒田裕子、堀口敬司・授業概要歯科臨床では、様々な歯科材料、器械器具類が高頻度に使用される。優れた診療、技工を効率良く実施するためには、材料の特性を充分に理解し、その適切な使用法ならびに技工操作に関する基本原理を体得しなければならない。歯科理工学では、各種材料に関する物理的・化学的性質面からの理解と生体への影響についても学び、材料・機械類の適切な取り扱い方とその効率化を会得することによって歯科臨床に役立てようとするものである。一般目標としては、歯科材料に使用される素材の特性と用途に応じた所要性質および歯科材料の種類と特性、基本的成形技術を理解し、これらの主たる成形方法を習得することである。・到達目標歯科材料・器械の組成や構成、仕組みなど基本的な性質を学んだうえで、実際の使用方法、用途などを実習を通して理解する。・教育手法実習形式・教科書歯科理工学実習テキスト(朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科理工学分野編)・参考書『コア歯科理工学』(医歯薬出版)、『スタンダード歯科理工学第6版』(学建書院)・オフィスアワー月~金 16:30~18:00、土 12:30~14:00(基本的には事前でメールにてアポイントをとること)歯科理工学研究室で質問あるいは相談を受ける。 玉置教授、奥山講師、駒田助教、新谷助教・評価方法実習試験 (60%)、作品(20%)、レポート等提出物 (20%)。不足した場合は課題レポート等にて補習する。・フィードバック方法遅延した場合には随時補講を設け、作品の完成やレポート提出を完了するように指導する。回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月11日(水)3時限玉置奥山新谷駒田堀口西川歯科における代表的な金属成型加工法である鋳造の工程を理解し、模型製作からパターン成形、埋没操作による鋳型製作までに関わる器材の特徴と役割を習得する。パターン材料としてのワックスの性質を説明できる。インレーワックスを用いてパターン製作と適正な取り扱いが実演できる。鋳造に使用する器材を列挙できる。歯科鋳造用埋没材の特性を説明できる。埋没材の練和と流込みによる鋳型製作が実演できる。歯科精密鋳造の工程を説明できる。以下の項目に関する予習ファイルを掲示する。実習テキスト:鋳造の項目2D-1-①、D-1-②、D-1-③、D-2-②
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