2019 教授要綱 2年
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-132-回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第11回5月21日(火)3時限玉置口腔内における腐食の種類と定義を学び、歯科材料の口腔内での変化を理解する。金属材料が腐食する原理を説明できる。電気化学的腐食挙動の楚となる標準電極電位、イオン化傾向を学び、卑金属、貴金属の腐食挙動の差を説明できる。異種電極が口腔内で共存したときの電池形成によって生じるガルバニー腐食(ガルバニックアクション)の原理を説明できる。冷間加工などに伴い生じる応力電池を説明できる。酸素濃度の差、亀裂等により生じる濃淡電池の原理を説明できる。タンマンの作用限、不動態化などの防食の機構を説明できる。着色や硫化物生成に伴う歯科材料の変色の機構を説明できる。以下の要点をMoodleに挙げ、自学自習の確認を行う。教科書:3 材料の性質E. 化学的性質(p40-46)2D-1-②第12回5月22日(水)3時限玉置生体と材料、あるいは材料と材料の接着におけるメカニズムを学ぶ。ぬれと表面張力、ぬれと接触角の関連を説明できる。以下の要点をMoodleに挙げ、自学自習の確認を行う。教科書:3 材料の性質F. 表面の性質(p46-51)2D-1-②第13回5月22日(水)4時限玉置口腔内を含めた生体で用いられる、あるいは装着される材料の種類、用途、意義、特徴を学ぶ。生体材料の定義を学び、組織工学と再生医療を説明できる。生体材料の用途別分類を説明できる。生体材料に臨まれる性質を説明できる。以下の要点をMoodleに挙げ、自学自習の確認を行う。教科書:1 歯科材料概論B. 歯科材料と生体材料、C. 歯科材料の用途別分類、D.歯科材料に望まれる性質(p2-5)2D-1-②第14回5月29日(水)3時限玉置口腔内で用いる材料の生体親和性、生体為害作用を学び、歯科生体材料が具備すべき条件を理解する。歯科材料の生物学的性質の重要性を説明できる。歯科で用いられる材料の細胞毒性を誘発する可能性がある歯科材料を列挙し、引き起こされる生体為害性を説明できる。生体親和性と生体反応、生体防御機構について異物反応や免疫反応から説明できる材料の為害作用(毒性、アレルギー、発癌性、内分泌攪乱作用)について理解し、臨床例から説明できる。生物学的試験法(細胞毒性試験、前臨床試験、臨床試験、安全性評価基準)の種類を列挙し、特徴を説明できる。以下の要点をMoodleに挙げ、自学自習の確認を行う。教科書:4 生体安全性(p47-57)2D-1-②

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