2019 教授要綱 2年
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-129-14歯科理工学・ナンバリングOBM-2-02・実務家教員や実務家による授業○・担当教員  ◎:実務家教員玉置幸道、奥山克史(◎)・授業概要歯科臨床では、様々な歯科材料が高頻度に使用される。精度の高い診療を効率良く実施するためには、使用する材料の特性を学び、その適切な使用法に関する基本原理を理解しなければならない。歯科理工学の【ユニット1:歯科材料の基礎】では、各種材料に関する物理的・化学的性質面からの理解と生体への影響についても学び、評価される各種特性を理解するための基礎科学を修得する。ユニット2【歯科材料・器械・技術】では個々の器材について、実際の歯科臨床の現場で材料と器械を正しく取り扱うために、臨床での診断・治療流れにそって個々に使用される歯科材料の構造と物性を習得し、各歯科材料・器械の種類・組成・特性および取り扱いについて、修復物・補綴物を作製するための基本技術とその特徴を理解する。・到達目標歯科材料・器械の組成や構成、仕組み、用途などを習得するうえでは、基本的な材料の性質を知る必要がある。【ユニット1:歯科材料の基礎】では物質の構造を知り、それらを構成する金属。有機・無機材料の成り立ちに関する基礎を理解する。【ユニット2:歯科材料・器械・技術】では、歯科臨床で用いる、あるいは臨床専門科目で学ぶ事柄に対して十分に学習できるよう、基本的な歯科材料・歯科器械の名称、種類、組成やそれらの使用方法(硬化機構)、特徴、用途等を習得し、歯科臨床への」理解度を深める。・教育手法講義と演習・教科書『スタンダード歯科理工学 第6版』中嶌 裕、宮﨑 隆 他編集幹事著(学建書院)、歯科理工学講義実習(朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科理工学分野編)・参考書『コア歯科理工学』(医歯薬出版)、『セルフチェックCBT基礎編』(学建書院)、『歯科理工学教育用語集』日本歯科理工学会 編(医歯薬出版)・オフィスアワー月~金 16:30~18:00、土 12:30~14:00(基本的には事前でメールにてアポイントをとること) 歯科理工学研究室で質問あるいは相談を受ける。玉置教授、奥山講師、駒田助教、新谷助教・評価方法試験の成績 50%、平常の成績 50%。平常の成績については各授業で行う小テストを100%とし、必要であれば確認テスト、課題レポート等にて補完を行なう。・フィードバック方法確認テスト、小テストに関しては解答のみ掲示板あるいはムードルで表示する。14-1ユニット:歯科材料の基礎回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回4月10日(水)3時限玉置物質の成り立ちを理解する上で重要となる、基本的な構造を理解する。各物質の成り立ちの楚である原子の基本的な構成体ならびに構造を説明できる。物質の構造に関して、結晶と非晶質の違いを説明できる。気体、液体、固体の混在の一種として構成される、コロイドを説明できる。以下の要点をMoodleに挙げ、自学自習の確認を行う。教科書:2 材料の種類と構造A. 物質の構造(p7-p12)2D-1-②

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