2019 教授要綱 2年
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-122-12微生物学・口腔微生物学・ナンバリングOBS-2-10・実務家教員や実務家による授業・担当教員  ◎:実務家教員引頭 毅教授、猪俣 恵准教授・授業概要微生物学・口腔微生物学では、病原微生物と感染症に関する基本的事項について感染から発症までの機序を学びながら理解を深めていく。化学療法による感染症治療や滅菌・消毒による感染予防についても学ぶ。また口腔二大疾患である齲蝕と歯周病を中心に、口腔微生物叢と口腔感染症との関連性についても学習する。また免疫学として、免疫系・免疫細胞の機能、感染防御反応の種類等について学びながら免疫の役割について理解を深めていく。ワクチンによる感染症の予防や免疫の異常(アレルギー、自己免疫、免疫不全)についても学ぶ。種々の疾病の中で感染症や免疫疾患の頻度は高く臨床歯学においても重要となることから、これらの学習を通じて病原微生物、感染症ならびに免疫の総合的理解、そして疾患治療の局面に適切に対処できる基礎知識を有する歯科医師の育成を目指す。・到達目標病原微生物と感染症を説明できる。感染成立の条件や感染~発症の機序、消毒・滅菌や化学療法による感染制御の方法を説明できる。免疫機構、感染防御反応、ワクチンによる感染症の予防、免疫の異常を説明できる。口腔微生物叢、口腔病原微生物と感染症を説明できる。・教育手法講義・教科書『口腔微生物学・免疫学 第4版』 川端重忠 他編(医歯薬出版)・参考書『口腔微生物学 第6版:感染と免疫』 石原和幸 他編(学建書院)・オフィスアワー月曜日~金曜日 16:30~17:30 口腔微生物学研究室 引頭教授、猪俣准教授・評価方法試験の成績(50%)、平常の成績(50%)  平常の成績の評価方法 ⇒ 確認テスト(100%)・フィードバック方法各講義毎に確認テストを実施するとともに、その解説を行うことでフィードバックとする。確認テストの解説等はMoodleに掲載し、主体的学習を促進する。12-1ユニット:病原微生物と感染症回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月6日(金)3時限引頭微生物学の概要について理解する。微生物学の歴史、意義、微生物の分類について説明できる。予習:『口腔微生物学・免疫学』p2~8;復習:配布資料、確認テスト30分C-4-1)-①第2回9月6日(金)4時限引頭微生物学の概要について理解する。微生物の分類と特徴について説明できる。予習:『口腔微生物学・免疫学』p7~9;復習:配布資料、確認テスト30分C-4-1)-①第3回9月11日(水)1時限引頭微生物の特徴について理解する。微生物の基本的な構造と性状について説明できる。予習:『口腔微生物学・免疫学』p10~31;復習:配布資料、確認テスト30分C-4-1)-①第4回9月11日(水)2時限引頭微生物の特徴について理解する。微生物の基本的な病原因子について説明できる。予習:『口腔微生物学・免疫学』p10~31;復習:配布資料、確認テスト30分C-4-1)-②第5回9月13日(金)3時限引頭微生物のヒトに対する感染機構と病原性について理解する。感染の概念を説明できる。予習:『口腔微生物学・免疫学』p49~52;復習:配布資料、確認テスト30分C-4-1)-③

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