2019 教授要綱 2年
113/195

-113-10生化学・口腔生化学・ナンバリングOBS-2-08・実務家教員や実務家による授業・担当教員  ◎:実務家教員近藤信夫、髙山英次・授業概要【口腔の分子基盤】結合組織(その構成成分、構造、機能、代謝)、カルシウムの恒常性と硬組織成分の形成過程およびその特徴や機能、口腔環境を担う物質(唾液の役割、ペリクルやプラークの形成)および、歯周組織の組成、代謝や疾患について学ぶ。【細胞の情報伝達と病態生化学】遺伝子の営みから、染色体異常、遺伝子疾患の遺伝形式、癌の遺伝子異常、生活習慣病の成り立ちの概略について学ぶ。細胞間情報伝達機構(ホルモンやサイトカインの特徴、炎症のケミカルメディエーター素種類と特徴)、細胞内シグナル伝達機構(セカンドメッセンジャーの役割)および、血球と血漿に含まれる物質、止血機構、生化学検査について学ぶ。・到達目標基礎化学や生物学の基本事項をしっかり復習し理解すること。さらに、様々な細胞の営み(生命現象)を物質レベルで説明し、生理学、薬理学、病理学、や様々な臨床科目の理解に役立つ基礎知識や考え方を身に着けること。・教育手法講義・教科書『スタンダード生化学・口腔生化学 第3版』(学建書院)、『口腔生化学 第5版』(医歯薬出版)・参考書『ハーパーの生化学』(丸善)、『ビジュアル生化学・分子生物学』(日本医事新報社)、『シンプル生化学 改訂第5版』(南江堂)、『生命科学のための基礎化学』(丸善)(1学年の化学教科書と同じ)、『illustrated 基礎生命科学』(京都廣川書店)(1学年の生物教科書と同じ)、『生命科学の基礎 第1版』(学建書院)・オフィスアワー月~金 16:30~18:00 1号館3階 近藤教授室(近藤信夫)・評価方法試験の成績50%、平常の成績50%、平常の成績の評価方法 ⇨ 小テスト・確認テストの受験状況80%、課題レポート20%・フィードバック方法毎回、前回までの範囲で小テストを行い、解答および成績発表を掲示板およびムードルで行なう。10-1ユニット:口腔の分子基盤回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回11月11日(月)1時限近藤遺伝子の複製、修復、転写、翻訳を理解する。転写と翻訳の過程と調節機序を説明できる。スタンダード生化学・口腔生化学、遺伝情報の転写(p106~p113)、遺伝情報の翻訳(p114~p117)1C-2-2)-③第2回11月11日(月)2時限近藤遺伝子の解析とその応用を理解する。遺伝子解析や遺伝子工学技術を説明できる。スタンダード生化学・口腔生化学、遺伝子組換え(p118~p119)、遺伝子解析技術(p120~p121)、遺伝子診断と治療(p122~p125)1C-2-2)-⑤

元のページ  ../index.html#113

このブックを見る