2019 教授要綱 1年
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-6-必要な倫理観や人間性について、「建学の精神と社会生活」、「患者と医療」、「解剖学実習」等を通じて学修する。  ② 歯科医師として必要な人間性、国際性を身につけるため、「基礎ゼミ」、「英会話」等を通じて、コミュニケーション能力、英語能力及び歯科医師へのモチベーションの向上を図る。  ③ 歯科医学の基本となる生命科学について理解する上で必要な人体や歯の構造・機能、病態について解剖学、生理学、病理学、生化学、微生物学、薬理学等の科目を設け系統的かつ多元的に学修するとともに、生体材料学については歯科理工学を設け学修する。  ④ 歯科医学の専門知識及び高度な医療技術を習得するため、臨床系科目を開設し、講義及び実習を通じて歯科医師として必要な知識・技能・態度を身につける。  ⑤ 朝日大学医科歯科医療センターおよび朝日大学病院等の臨床の現場において、臨床経験豊富な教員による多様な歯科医療ニーズに対応した実践的な実習教育を行い、社会的需要を見据えた歯科医師となるための能力を習得する。  ⑥ 全身医学の基礎、全身医学と歯科医療との関連について、「口腔外科学」、「麻酔学」、「内科学」、「外科学」、「隣接医科学」等を通じて学修する。  ⑦ 少子高齢社会の進展にともなって多様化する歯科医療ニーズに対応し、岐阜県の地域特性を活かし、口腔ケア、在宅歯科診療、地域包括ケアシステム、多職種連携チーム医療など、地域社会に貢献するための歯科医療を統合的スパイラル教育にて学修する。  ⑧ 積極的な自主的学習態度と理論的思考能力を養い、問題発見・解決に自ら取り組む学習手法を習得するために、探究型学習(高次元アクティブラーニング)を活用する。  ⑨ 研究マインドを持った医療人の育成のために、研究室での研究実習を実施する。  ⑩ 国際人としての素養を修得するため、海外研修を推進する。アドミッションポリシー 歯学部では、教育理念に基づく教育目標を達成するために、「求める学生像」を定めています。入学試験において、高等学校段階までに培ってきた能力を多様な「選抜方法」により評価を行い、社会人、留学生を含む意欲ある学生の受入れを行います。<求める学生像> 教育目標を十分に理解し、国際社会と地域社会貢献に積極的な意識を持つ、次の入学生を求めています。   ① 生命を尊重し、他人を思いやる心がある人(倫理観)   ② 自己の考えを適切に相手に伝える基礎的表現力や、相手の話を積極的に理解しようとする意識が高く、協調性のある人(表現力)   ③ 国際社会への関心が高く、英語による基礎的コミュニケーション能力を備えている人(コミュニケーション力)   ④ 高等学校学習指導要領に基づく数学、理科の基本的な知識を身につけ、論理的思考力を有する人(知識・思考力)   ⑤ 歯科医師を目指す強い意志と、卒業後も生涯にわたって医療を通じた社会貢献が期待できる人(意欲)   ⑥ 心身の健康増進に努め、日々の努力を惜しまず自己目標を完遂する力のある人(医療人としての資質)

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