2019 教授要綱 1年
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-42-回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月10日(火)1、2時限若松・標準正規分布の性質を学修する。(1)確率密度関数の意味が説明できる。(2)標準正規分布のグラフが書ける。(3)標準正規分布の確率が計算できる。(事前学修)『新確率統計』p70〜p71:標準正規分布(事後学修)演習プリント(標準正規分布の確率)1時間B-4-2)-①第2回9月17日(火)1、2時限若松・正規分布の標準化と正規分布の性質を学修する。(1)正規分布の標準化が説明できる。(2)正規分布のグラフが書ける。(3)正規分布の確率が計算できる。(事前学修)『新確率統計』p72〜p73:正規分布の標準化(事後学修)演習プリント(正規分布の確率)1時間B-4-2)-①4医療統計学・ナンバリングLAH-1-05・実務家教員や実務家による授業・担当教員  ◎:実務家教員若松宣一(教授)・授業概要根拠に基づく医療(Evidence-based medicine:EBM)を実践するため、あるいは人間集団の健康状態に影響を与える因子の解明を目的とする疫学(Epidemiology)を理解し実践するためには、診断法や治療法の有効性を客観的に評価できる統計学(Statistics)の知識は不可欠である。またこれからの歯科医師には、収集された医療情報を整理・分析するだけでなく、医療情報から得られた結論を批判的に評価する能力も求められる。そこで医療統計学(Biomedical statistics)では、EBMを実践して疫学を理解するための統計学基礎理論と、統計的仮説検定の基礎となる推測統計学を学習し、問題解決のための具体的な統計手法を演習を通して習得する。・到達目標・疫学と根拠に基づいた医療を実践するために、その概念と応用法を説明できる。・確率変数とその分布、統計的推測(推定と検定)の原理と方法を説明できる。・教育手法講義の3分の2は基礎理論の解説と例題の解法提示を、残りの3分の1は演習とする。演習においては、毎回演習プリントを配布し、まず個人で解答させ、その後グループで学修する。また講義の各ステップごとに小テストを行い、各自の学修到達度をチェックする。・教科書『新確率統計』高遠節夫他著(大日本図書)・参考書『バイオサイエンスの統計学』市原清志著(南江堂)、『入門医療統計学』森實敏夫著(東京図書)、『基礎から学ぶ楽しい疫学』中村好一著(医学書院)・オフィスアワーオフィスアワーは特に設けません。質問のある方は随時、3号間2階(若松)まで。予約は不要です。・評価方法試験の成績50%、平常の成績50%、平常の成績の評価方法⇨出席点(30%)、中間試験(30%)、演習プリント(20%)、小テスト(20%)・フィードバック方法毎回演習プリントを配布して各自練習問題を解答する。提出されたプリントは添削後返却し、各自の学修到達度を自覚させる。また追加問題を希望者に配布し、自学自修の資料とする。

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