2019 教授要綱 1年
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-40-3医療倫理学回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月5日(木)2時限山崎倫理学とは何かを理解する。1)倫理学とは何かを理解し、応用倫理学の成立について知る。2)「ヒポクラテスの誓い」と「ジュネーブ宣言」について理解する。テキストQ1、2を読んでおくこと。1時間第2回9月12日(木)2時限山崎医療倫理学について理解する。1)四つの原則について理解する。2)「ニュールンベルク綱領」「ヘルシンキ宣言」「リスボン宣言」について理解する。テキストQ3、4を読んでおくこと。1時間第3回9月19日(木)2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1)歯科医師とは何かを理解する。2)応招義務および説明義務について理解する。テキストQ5~9を読んでおくこと。1時間第4回9月26日(木)2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1)善管注意義務について理解する。2)療養方法等指導義務および診療録記載義務について理解する。テキストQ10~13を読んでおくこと。1時間第5回10月3日(木)2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1)カルテ開示について理解する。2)無診察治療の禁止および処方せん交付義務について理解する。テキストQ14~18を読んでおくこと。1時間・ナンバリングLAH-1-04・実務家教員や実務家による授業・担当教員  ◎:実務家教員山崎広光・授業概要西洋では古来から医師・法律家・聖職者はプロフェッションと呼ばれました。これらの職能団体に属する者が一定の技能や倫理的資質のあることを公言する(プロフェス)ことから来ています。この言葉は今日では職業一般をさすために使われていますが、医療職に高い倫理性の要求されることは今日でもかわりません。そこでこの授業では、生命倫理の基本的な考え方をおさえつつ、いくつかの国際的綱領や文書、ならびに日本の法律を参照しつつ、医療(歯科医療)の倫理を学んでゆきます。・到達目標1)歯科医療に関わる倫理を学んで理解し、2)各自が医療職にふさわしい倫理性を身につける、ことをめざします。・教育手法講義・教科書『歯科医療倫理Q&A』大井賢一・木阪昌知著(太陽出版)・参考書『医療倫理Q&A』医療倫理Q&A刊行委員会(太陽出版)・オフィスアワー授業後に質問等は受け付けます。・評価方法試験の成績50%、平常の成績50%、平常の成績の評価方法⇨小テスト及び授業態度・フィードバック方法小テストおよび期末試験については解答例を示します。

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