2019 教授要綱 1年
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-38-2法学回数実施日時限担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)事前事後学修(時間)モデル・コア・カリキュラム第1回9月5日(木)1時限下條ガイダンス法学の学び方と意義 講義予定等の説明教科書等に目を通し、授業の概要を理解しておく。90分第2回9月12日(木)1時限下條法的なものの見方を知る(1)―法の特質と目的様々な社会規範の中で法の特質を道徳との違いで理解する。法の目的である「正義」の理念とは何かを考える。別途指示する。120分第3回9月19日(木)1時限下條法的なものの見方を知る(2)―法にはどのような種類があるか法はどのような基準により、どのように分類されているかを学習する。別途指示。120分第4回9月26日(木)1時限下條立憲主義とは何か国の基本法である「憲法」の意味を理解する。近代立憲主義の内容を理解する。教科書(p1~5、p8~15)を予習する。120分第5回10月3日(木)1時限下條憲法の分類にはどのようなものがあるか憲法の分類にはどのような方法があるかを学習する。日本国憲法の改正手続き(第96条)を理解する。教科書(p5~8、p339~345)を予習する。120分・ナンバリングLAH-1-03・実務家教員や実務家による授業・担当教員  ◎:実務家教員下條 芳明・授業概要法学の学習を通じて、法学的に物事を考え、的確に判断する能力(つまり、リーガルマインド)を育成する。本学の「建学の精神」に基づき、豊かな人間性、社会性、国際性を身につけるために、現代社会に起こっている諸問題に広く関心をもち、主体的にに思考する力を養成する。最初に、法の意義・目的・分類など法学総論上の基本事項を学習した上で、国の基本法としての憲法の特質を学び、立憲主義、民主主義、平和主義、基本的人権の尊重の観点から、日本国憲法の基本的構造と特色を考察する。医療との関係では、「新しい人権」(憲法13条)の観点から、インフォームド・コンセントなどをめぐる判例を解説する。・到達目標(1)法学および憲法に関する基礎事項、重要事項を十分理解できる。(2)主要な判例に関して、歴史的、社会的、国際的な背景まで視野に入れて理解できる。(3)現代社会に生じている内外の諸問題に関心を抱き、主体的に思考し解決する能力を養成する。・教育手法講義方式で行う。・教科書下條芳明・東裕編著『新・テキストブック日本国憲法』(嵯峨野書院)・参考書必要に応じて、教場で指示する。・オフィスアワー後学期・水曜日・昼休み(12:15~13:00)、木曜日4限(14:55~16:25)下條研究室(法学部・5号館3階)・評価方法試験の成績 50%、平常の成績(講義の参加度、レポートなど)50%により、総合的に評価する。・フィードバック方法毎回授業のはじめに前回の要点を確認する。単元ごとの確認問題を実施する。

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