2019 教授要綱 1年
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-147-②プロフェッショナルケア、セルフケア及びコミュニティケアを説明できる。③プライマリ・ケアとヘルスプロモーションを説明できる。④感染性疾患と非感染性疾患の予防の違いを説明できる。B-3-2)歯科疾患の予防と健康管理ねらい :歯科疾患を予防するために、その予防法と公衆歯科衛生を理解する。学修目標:①主な歯科疾患(う蝕、歯周疾患、不正咬合)の予防を説明できる。②う蝕予防における予防填塞及びフッ化物の応用方法を説明できる。③プラークコントロールの意義と方法を説明できる。④ライフステージに応じた歯科疾患の予防を説明できる。⑤歯科疾患のリスク因子を説明できる。⑥公衆歯科衛生を概説できる。⑦人の行動と心理及び健康行動を概説できる。⑧行動変容と行動療法を概説できる。B-4 疫学・保健医療統計B-4-1)歯科疾患の疫学ねらい :疫学と根拠に基づいた医療を実践するために、その概念と応用法を理解する。学修目標:①疫学と根拠に基づいた医療の概念を説明できる。②スクリーニング検査を説明できる。③歯科疾患の疫学的指標を説明できる。④診療ガイドラインを説明できる。B-4-2)保健医療統計ねらい :確率には頻度と信念の度合いの二つがあり、それを用いた統計・推計学の有用性と限界を理解し、保健・医療の問題点を把握するために、保健医療統計とその応用を理解する。学修目標:①確率変数とその分布、統計的推測(推定と検定)の原理と方法を説明できる。②主な保健医療統計(歯科疾患実態調査、国民健康・栄養調査、国勢調査、人口動態調査、患者調査、医療施設調査、医師・歯科医師・薬剤師調査、学校保健統計調査等)を説明できる。③主な健康指標(平均寿命、平均余命、新生児・乳幼児死亡率等)を説明できる。④調査方法と統計的分析法を説明できる。B-4-3)保健医療情報ねらい :適切に保健医療情報を利用・管理するために、その方法を理解する。学修目標:①保健医療情報(診療情報(診療録等)を含む)の取扱いと情報のセキュリティーを説明できる。②医療情報の開示に関する法的根拠と注意点を説明できる。C 生命科学C-1 基礎自然科学C-1-1)生体を構成する物質の化学的基礎ねらい :生命科学及び医療科学を学ぶ上で必要な物質の化学的基礎を理解する。学修目標:①原子と生体を構成する元素を説明できる。②分子の成り立ち及び生体構成分子に関する化学的性質を説明できる。③物質間及び物質とエネルギーの相互作用を説明できる。C-1-2)生体現象の物理学的基礎ねらい :生命科学及び医療科学を学ぶ上で必要な物理学的基礎を理解する。学修目標:①生体現象と医療機器の原理における物体の力学的な運動を説明できる。②振動と波動現象の特徴及び光と音の基本的性質を説明できる。③医療機器に応用される電磁現象を説明できる。

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