教授要綱3年
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-45-4薬理学・歯科薬理学・授業概要薬理学・歯科薬理学とは、適正な薬物療法の基礎となる科学である。薬物を正しく使用するためには、疾患成因の概略、薬物の化学的特性、作用機序および薬物によっておこる生体変化などを含め、投与した薬物が体内で吸収され作用を発現し、そして代謝排泄されていく全過程を理解しなければならない。これらを理解するために、生命現象系科目で学んだ知識をもとに、薬物療法の基本原理と臨床応用を総合的に学ぶための講義を行う。【薬理学総論】 このユニットでは、薬理作用、用量、生体内生理活性物質、薬物受容体、薬物動態、連用、副作用、有害作用、相互作用、ライフステージと薬物、医薬品について学ぶ。【歯科臨床で使用する薬物】 このユニットでは、末梢神経作用薬、中枢神経作用薬、局所麻酔薬、抗腫瘍薬、抗炎症薬、解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬について学ぶ。【歯科医師が知らなければならない薬物】 このユニットでは、循環系作用薬、腎臓作用薬、呼吸器作用薬、抗感染症薬、血液・造血器作用薬、内分泌系作用薬、ビタミン、重金属拮抗薬について学ぶ。・教科書『現代歯科薬理学 第6版』(医歯薬出版)・参考書『NEW薬理学』(南江堂)、『カラー図解 これならわかる薬理学』(メディカル・サイエンス・インターナショナル)、『歯科におけるくすりの使い方』(デンタルダイヤモンド社)・オフィスアワー月曜日、木曜日および金曜日 16時00分~17時00分 柏俣教授室(1号館3階) 柏俣教授月曜日、木曜日および金曜日 16時00分~17時00分 歯科薬理学研究室(1号館4階) 佐藤准教授・評価方法試験の成績(50%)、平常の成績(50%)  平常の成績の評価方法 ⇨ 確認テスト、課題レポート等の提出物および小テスト4-1 ユニット:薬理学総論回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回4月5日(木)3時限柏俣薬物療法の種類および薬理作用の様式・基本形式について理解する。1)薬物療法の種類を説明できる。配布講義資料C-6-2)-①2)薬理作用の基本形式を説明できる。第2回4月5日(木)4時限柏俣薬理作用の分類および薬物の併用について理解する。1)薬理作用の分類を説明できる。配布講義資料C-6-2)-⑤2)薬物の併用を説明できる。第3回4月6日(金)3時限柏俣用量-反応関係および薬用量を表す用語について理解する。1)用量と反応の関係を説明できる。配布講義資料C-6-2)-③2)薬理作用を表す概念的な用語を説明できる。第4回4月6日(金)4時限柏俣神経伝達物質/オータコイドについて理解する。1)神経伝達物質を説明できる。配布資料C-6-2)-②2)オータコイドを説明できる。第5回4月9日(月)1時限柏俣神経伝達物質/オータコイドについて理解する。1)神経伝達物質を説明できる。配布資料C-6-2)-②2)オータコイドを説明できる。第6回4月9日(月)2時限柏俣受容体を介する薬理作用について理解する。1)薬物受容体とリガンドを説明できる。配布講義資料C-6-2)-②2)受容体を介する薬理作用を説明できる。配布講義資料

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