教授要綱2年
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-78-生理学・口腔生理学7・授業概要生理学は、全身の細胞から個体にいたる各レベルの機能解明を目的とする学問であり、歯科医学の履修には、必須の基本的学問である。【神経と感覚機能の生理学】 このユニットでは、生理学のうち、神経系と各種感覚器系などの動物系機能を中心に概説する。【生命維持機構の生理学】 このユニットでは、生理学のうち、体液・循環・呼吸などの生命維持機能に直結する植物系機能を中心に概説する。【口腔生理学】 このユニットでは、先に履修する7-1および7-2ユニットの知識をもとにして、歯科医学に直結する顎・口腔系およびそれに関連する機能を概説する。・教科書『基礎歯科生理学』(医歯薬出版)・参考書『生理学テキスト』(文光堂)、『口腔生理学概説』(学建書院)・オフィスアワー金曜日 13 時 00 分〜 17 時 00 分、1号館3階 硲教授室(硲教授)、公務による不在時を除く。坂井非常勤講師担当分は、硲教授に質問すること。1号館4階 口腔生理学研究室(諏訪部准教授)。公務による不在時 を除く。前述に関わらず質問等は随時受け付けます。・評価方法試験の成績(50%)、平常の成績(50%)、平常の成績の評価方法 ⇨ 確認テスト(50%)、レポート等(50%)7-1 ユニット:神経と感覚機能の生理学(第1回~第19回)回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回4月4日(水)3時限硲全身の構造と機能を理解するために、生理学・口腔生理学の意義と目的を理解する。生理学・口腔生理学の意義と目的を説明できる。1年次に学習した「基礎歯科学入門」の該当箇所を復習しておくこと。C-3-4)-(5)-⑧全身の構造と機能を理解するために、神経系とその機能について理解する。刺激と興奮および興奮性細胞の特徴を説明できる。神経の活動電位の発現機序を説明できる。第2回4月4日(水)4時限硲全身の構造と機能を理解するために、神経系とその機能について理解する。神経の活動電位の伝導機序を説明できる。1年次に学習した「基礎歯科学入門」の該当箇所を復習しておくこと。C-3-4)-(5)-⑧C-3-4)-(5)-⑦C-3-4)-(5)-①C-3-4)-(5)-②ニューロンとグリアの構造と機能を説明できる。末梢神経系の機能分類(体性神経系と自律神経系の分類を含む)を説明できる。第3回4月6日(金)1時限硲全身の構造と機能を理解するために、神経系とその機能について理解する。シナプスにおける興奮伝達と神経伝達物質を説明できる。1年次に学習した「基礎歯科学入門」の該当箇所を復習しておくこと。前回までの講義内容を復習しておくこと。C-3-4)-(5)-④C-3-4)-(5)-⑨各種シナプス回路を説明できる。第4回4月6日(金)2時限硲全身の構造と機能を理解するために、神経系とその機能について理解する。脳と脊髄の基本的構造、機能および自律機能中枢を説明できる。1年次に学習した「基礎歯科学入門」の該当箇所を復習しておくこと。前回までの講義内容を復習しておくこと。C-3-4)-(5)-④C-3-4)-(5)-⑤C-3-4)-(5)-⑥脳血管の機能的特徴を説明できる。脊髄と延髄の機能を説明できる。反射、半自動運動、随意運動の発現と調節の機序を説明できる。

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