教授要綱2年
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-57-口腔解剖学5・授業概要「口腔解剖学」は口腔領域の解剖学であり、その内容は「歯の形態学」と「口腔組織・発生学」に2大別される。「歯の形態学」では永久歯と乳歯の歯種別の基本的形態と特徴、歯の発生・発育・萌出時期と萌出順序、歯列と咬合、歯の形態異常などを学習し、並行して行う口腔解剖学実習(歯型彫刻実習)を通して、歯の形態と特徴を3次元的に表現するという、歯科医師にとって必要不可欠な知識と基本技能を習得する。「口腔組織・発生学」では、口腔・顎・顔面領域の発生、歯の発生から萌出、乳歯と永久歯との交換の組織学的過程を学ぶほか、歯周組織、口腔粘膜、顎骨、顎関節、舌、唾液腺などの口腔諸組織の発生と密接に関連した微細な組織構造と機能について学習する。・教科書『歯の解剖学』(金原出版)、『カラーアトラス口腔組織発生学 第4版』(わかば出版)、『口腔組織・発生学 第2版』(医歯薬出版)・参考書『配布講義資料』(口腔解剖学、発生学、歯型彫刻実習マニュアル)』、『ネッター頭頸部・口腔顎顔面の臨床解剖学アトラス』(医歯薬出版)、e-ラーニング資料(moodle掲載)・オフィスアワー月曜日〜金曜日 16:30〜18:30、1号館3階 滝川教授室(滝川教授)、1号館4階 口腔解剖学研究室(河野講師、杉山助教)・評価方法定期試験(多肢選択形式100問) 50%、平常の成績 50%平常の成績 ⇒ 確認テスト①(多肢選択形式60問)、中間試験[確認テスト②(多肢選択形式60問)]、確認テスト③(多肢選択形式60問)]の総合得点の実力テストの成績は平常点に含めない。回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回4月3日(火)3時限滝川「基礎歯科学入門」で履修した口腔解剖学の内容を理解する。実力テスト[診断的評価試験](多肢選択問題30問)□ 「基礎歯科学入門」で履修した口腔解剖学の内容を説明できる。1学年で配布された「基礎歯科学入門」の冊子(口腔解剖学の頁)C-3-2)-①E-2-2)-①E-2-3)-①E-3-1)-②口腔の範囲と機能(咀嚼と嚥下、構音)、口腔を構成する構造、歯列と咬合、歯種別の機能を理解する。□ 口腔の範囲と機能(咀嚼と嚥下、構音)、口腔を構成する構造、歯列、歯種別の機能を説明できる。配布講義資料(口腔解剖学)E-2-2)-①E-2-2)-④口腔前庭と固有口腔を理解する。□ 口腔前庭と固有口腔を説明できる。配布講義資料(口腔解剖学)E-2-2)-①硬口蓋、軟口蓋、口蓋帆の構造と機能の概要を理解する。□ 硬口蓋、軟口蓋、口蓋帆の構造と機能の概要を説明できる。配布講義資料(口腔解剖学)E-2-2)-①舌の構造と機能の概要を理解する。□ 舌の構造と機能の概要を説明できる。配布講義資料(口腔解剖学)E-2-2)-③口腔底の構造の概要を理解する。□ 口腔底の構造の概要を説明できる。配布講義資料(口腔解剖学)E-2-2)-①口峡と咽頭の構造と機能の概要を理解する。□ 口峡と咽頭の構造と機能の概要を説明できる。配布講義資料(口腔解剖学)E-2-2)-①第2回4月3日(火)4時限滝川ヒトの歯の特徴(二生歯性と異形歯性)、代生歯と加生歯を理解する。□ ヒトの歯の特徴(二生歯性と異形歯性)、乳歯、永久歯(代生歯と加生歯)の数と歯種別の特徴を説明できる。「歯の解剖学」p1〜p22「口腔組織・発生学」p2〜p9配布講義資料(口腔解剖学)E-3-1)-②歯の種類と名称、歯の記号(Zsigmondy方式とFDI方式)、歯式を理解する。□ 歯の種類と名称、歯の記号(Zsig-mondy方式とFDI方式)、歯式を説明できる。「歯の解剖学」p7〜p13配布講義資料(口腔解剖学)E-3-1)-②歯の方向用語を理解する。□ 歯の方向用語を説明できる。[近心(側)、遠心(側)、唇側、頰側、舌側、口蓋側、切縁側、咬頭側、歯頸側、根尖側]「歯の解剖学」p13〜p14配布講義資料(口腔解剖学)E-3-1)-②
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