教授要綱2年
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-52-解剖学実習4・授業概要献体された御遺体の局所解剖をおこない、ヒトにおける諸器官の構造および相互関係について学習する。・教科書『分担解剖学』(金原出版)・参考書『口腔解剖学ノート』(学建書院)、『カラー人体解剖学』(西村書店)、『プロメテウス解剖学アトラス-口腔・頭頸部-』(医学書院)・オフィスアワー金曜日 16:30~18:30、江尻教授室(江尻教授)、解剖学研究室(1号館4階:薗村准教授、1号館1階:佐藤准教授、矢野助教、上村助教)・評価方法実習態度(40%)、小テスト(20%)、口頭試問(10%)、レポート(30%)回数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回A:9月4日(火)3、4時限B:11月6日(火)3、4時限江㞍薗村佐藤矢野上村・背部の体表で触知できる骨の突出点を説明できる。・正しく器具を使用し、剥皮を行うことができる。・背部の皮神経分布を概説できる。・背部の体表を観察し、割線基準点(外後頭隆起、尾骨、乳様突起、肩峰、隆椎、肩甲骨下角)を同定する。・割線基準点に沿って、メスによる剥皮を行う。・大後頭神経および脊髄神経後枝を剖出し、それぞれの分布を観察する。・分担解剖学2脊髄神経(p421-430)C-3-1)-①身体の部位の区分C-3-4)-(5)-①末梢神経の走行と支配領域第2回A:9月6日(木)1、2時限B:11月8日(木)1、2時限江㞍薗村佐藤矢野上村・背部浅層を解剖し、浅背筋の構造と機能を説明できる。・上腕および大腿の剥皮を行うことができる。・浅背筋第一層:僧帽筋と広背筋、浅背筋第二層:肩甲挙筋と菱形筋、を剖出し、走行、神経支配を確認する。・小後頭神経を剖出しその分布を観察する。・上腕部および大腿部の剥皮を行う。・分担解剖学1背部の筋(p264-266)・分担解剖学2副神経、脊髄神経(p416-430)C-3-4)-(2)-①骨格系と骨の結合様式C-3-4)-(3)-①全身の主な骨格筋C-3-4)-(5)-①末梢神経の走行と支配領域第3回A:9月6日(木)3、4時限B:11月8日(木)3、4時限江㞍薗村佐藤矢野上村・背部深層を解剖し、深背筋の構造と機能を説明できる。・後頸部、上腕部の筋群の構造と機能を説明できる。・深背筋第一層:上・下後鋸筋、深背筋第二層:最長筋、腸肋筋、後頸部:胸鎖乳突筋、頭半棘筋、頸半棘筋、上腕部:三角筋、小円筋、大円筋、上腕三頭筋、を剖出し、走行、神経支配を確認する。・分担解剖学1背部の筋(p267-275)・分担解剖学2副神経、脊髄神経(p416-430)C-3-4)-(2)-①骨格系と骨の結合様式C-3-4)-(3)-①全身の主な骨格筋第4回A:9月11日(火)3、4時限B:11月13日(火)3、4時限江㞍薗村佐藤矢野上村・顔面・胸・腹部の剥皮を行い、浅層筋群の構造と機能を説明できる。・顔面・頸部・胸部・腹部の皮神経分布を概説できる・顔面から腹部の体表を観察し、割線基準点(眉間、鼻尖、オトガイ正中部、胸骨、臍、恥骨結節、腸骨稜、剣状突起、鎖骨、肩峰)を確認する。・割線基準点に沿って、メスによる剥皮を行う。・肋間神経前皮枝と外側皮枝、鎖骨上神経、頸横神経、大耳介神経を剖出し、それぞれの分布を観察する。・分担解剖学2脊髄神経(p421-432)C-3-1)-①身体の部位の区分C-3-4)-(5)-①末梢神経の走行と支配領域第5回A:9月13日(木)1、2時限B:11月15日(木)1、2時限江㞍薗村佐藤矢野上村・体表から顔面と頸部の各領域の区分の説明ができる。・胸部、腹部の体表で触知できる骨の突出点を説明できる。・表情筋の構造と機能を説明できる。・表情筋を剖出し、走行、神経支配、耳下腺神経叢を確認する。・胸部:小胸筋、大胸筋、前鋸筋、内・外側肋間筋、腹部:腹直筋内・外側腹斜筋、腹横筋を剖出し、走行、神経支配を確認する。・上腕部の剥皮を行い、橈側皮静脈、尺側皮静脈、肘正中皮静脈を確認する。・分担解剖学1胸部の筋(p309-314)腹部の筋(p321-325)・分担解剖学2顔面神経、胸神経、腰神経(p408-410、p430、p447-p451)C-3-4)-(2)-①骨格系と骨の結合様式C-3-4)-(3)-①全身の主な骨格筋C-3-4)-(4)-②全身の主な静脈E-2-1)-③表情筋の構成
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