教授要綱2年
154/156

-154-て修得する。学修目標:F-3-1)共通事項①手洗いと滅菌手袋の装着ができる。②歯科治療に必要な器材の準備、片付けができる。③ラバーダム防湿ができる。④局所麻酔(表面麻酔、浸潤麻酔)を実施できる。⑤概形印象採得が実施できる。⑥診断用模型が製作できる。F-3-2)歯科保健指導①口腔の健康度やリスクを評価し、対象者に説明できる。②セルフケアを行えるように動機付けできる。③適切な口腔衛生指導を実施できる④適切な食事指導(栄養指導)を実施できる。⑤生活習慣に関して適切に指導できる。⑥禁煙指導・支援による歯周疾患、口腔がん等の予防を実施できる。⑦ライフステージに応じた食育について指導できる。F-3-3)歯と歯周組織の疾患の治療①う蝕その他の歯の硬組織疾患の簡単な処置(コンポジットレジン修復、グラスアイオノマーセメント修復、メタルインレー修復、補修修復)を実施できる。②象牙質知覚過敏症に対する処置(薬物塗布、象牙質被覆)を実施できる。③歯髄・根尖性歯周疾患の簡単な治療(覆髄(間接、直接)、抜髄、感染根管治療)を実施できる。④歯周疾患の予防的処置(プラークコントロール指導)を実施できる。⑤歯周疾患の簡単な処置(スケーリング・ルートプレーニング)を実施できる。⑥暫間固定を実施できる。F-3-4)歯質と歯の欠損の治療①補綴治療に必要な診断情報の収集し、それにもとづく治療計画と装置の設計が実施できる。②メタルポストコア、レジンポストコア、ファイバーポストコアによる支台築造の基本操作を実施できる。③クラウンブリッジによる補綴治療の各基本的操作を実施できる。④可撤性義歯による補綴治療の前処置(レストシートの形成を含む)を実施できる。⑤プロビジョナルレストレーションの各基本的操作を実施できる。⑥精密印象採得(寒天・アルジネート連合印象、シリコーン印象)の各基本的操作を実施できる。⑦作業用模型を作製し、サベイイングによる装置の設計が実施できる。⑧咬合採得と平均値咬合器装着の各基本的操作を実施できる。⑨咀嚼機能検査の基本的操作を実施できる。F-3-5)小手術・口腔粘膜疾患の治療①単純抜歯を実施できる。②基本的な切開・縫合・抜糸を実施できる。F-3-6)矯正歯科・小児歯科治療①フッ化物の歯面塗布を実施できる。②幼若永久歯の予防填塞を実施できる。③小児のプラークコントロールを行うために、保護者への適切な口腔衛生指導を実施できる。④模型及び頭部エックス線規格写真等より、分析、診断、治療計画を立案できる。F-3-7)高齢者・障害者等患者への治療①高齢者及びその介護者に対する基本的な対応ができる。②障害者及びその介護者に対する基本的な対応ができる。③在宅医療(訪問歯科診療を含む)時の介助ができる。④精神鎮静法の介助ができる。

元のページ  ../index.html#154

このブックを見る