教授要綱2年
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-148-E-2-2)口腔領域の構造と機能ねらい :口腔及び隣接領域の基本的な構造と機能を理解する。学修目標:①口腔の区分と構成要素を説明できる。②口唇と口腔粘膜の分類と特徴を説明できる。③舌の構造と機能を説明できる。④歯列と咬合を説明できる。⑤唾液の性状、構成成分及び機能を説明できる。⑥唾液腺の構造、機能及び分泌調節機序を説明できる。⑦上顎洞の構造、機能及び口腔との関係を説明できる。⑧構音器官としての口腔の形態と機能を説明できる。⑨口腔・顎顔面領域の体性感覚の特徴と疼痛を説明できる。⑩味覚器の構造と分布、味覚の受容と伝達機構を説明できる。E-2-3)口腔・顎顔面領域の発生と加齢変化ねらい :口腔・顎顔面領域の組織・器官の発生と加齢変化(成長・発育と老化)とその異常について理解する。学修目標:①口腔・顎顔面領域の発生を説明できる。②口腔・顎顔面領域の成長・発育を説明できる。③口腔・顎顔面の成長・発育異常及び不正咬合へ及ぼす影響を説明できる。④口腔・顎顔面領域の老化と歯の喪失に伴う変化を説明できる。E-2-4)口腔・顎顔面領域の疾患ねらい :口腔・顎顔面領域の疾患の特徴と病因及び診断・治療の基本的概念を理解する。学修目標:E-2-4)-(1)先天異常及び後天異常①口腔・頭蓋・顎顔面に症状を示す先天異常を説明できる。②口唇裂・口蓋裂の病態と治療方針を説明できる。③顎変形症の病態と治療法を説明できる。④軟組織の異常を説明できる。E-2-4)-(2)外傷①外傷の種類、特徴及び治癒過程を説明できる。②外傷の治療方針(治療の優先順位)を説明できる。③歯の外傷と歯槽骨骨折の原因、種類、症状、診断法及び治療法を説明できる。④顎顔面骨折の原因、種類、症状、診断法及び治療法を説明できる。⑤軟組織損傷の分類と症状及び処置法を説明できる。E-2-4)-(3)炎症①歯性感染症の原因菌と感染経路を説明できる。②急性炎症と慢性炎症の異同を説明できる。③炎症の診断に必要な検査法を説明できる。④菌血症と歯性病巣感染の病態、症状、検査法及び治療法を説明できる。⑤消炎療法の意義と特徴を説明できる。⑥主な炎症(舌炎、口唇炎、口底炎、智歯周囲炎、歯槽骨炎、顎骨炎、顎骨骨膜炎、顎骨周囲炎、下顎骨骨髄炎、蜂窩織炎、歯性上顎洞炎等)の症状と治療法を説明できる。⑦口腔・顎顔面領域の肉芽腫性炎の種類と特徴を説明できる。E-2-4)-(4)口腔粘膜疾患①口腔粘膜疾患の種類と特徴を説明できる。②水疱、紅斑、びらん、潰瘍、白斑、色素沈着等を主徴とする口腔粘膜疾患の症状及び治療を説明できる。E-2-4)-(5)嚢胞①口腔・顎顔面領域に発生する嚢胞の種類と特徴を説明できる。②口腔・顎顔面領域に発生する嚢胞の症状、診断法及び治療法を説明できる。E-2-4)-(6)腫瘍及び腫瘍類似疾患①口腔・顎顔面領域に発生する腫瘍の種類と特徴を説明できる。②口腔・顎顔面領域に発生する良性腫瘍の一般的な症状、診断法(細胞診、組織診、画像診断)及び治療法
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