教授要綱2年
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-147-④意識状態の確認方法と異常所見を説明できる。⑤患者の服用薬物の歯科治療への影響と歯科治療時の対応を説明できる。⑥患者(小児、妊産婦、高齢者を含む)の全身状態の評価を説明できる。E-1-4)-(2)精神鎮静法①精神鎮静法の特徴と目的及び種類を説明できる。②吸入鎮静法に使用する薬剤と適応、禁忌及び合併症を説明できる。③静脈内鎮静法に使用する薬剤と適応、禁忌及び合併症を説明できる。④精神鎮静法の周術期の管理を説明できる。E-1-4)-(3)局所麻酔法①局所麻酔の特徴と目的及び種類を説明できる。②局所麻酔薬の分類と、その作用機序を説明できる。③局所麻酔作用に影響を及ぼす因子を説明できる。④血管収縮薬の使用目的と種類、特徴及び臨床使用上の注意を説明できる。⑤局所麻酔の実施法と合併症(偶発症)を説明できる。E-1-4)-(4)全身麻酔法①全身麻酔の概念、種類並びに麻酔時の生体反応を説明できる。②全身麻酔時に使用する薬物とその基本的な薬理作用及び使用機器・器具を説明できる。③全身麻酔の適応と禁忌、合併症及び周術期管理を説明できる。E-1-5)小手術ねらい :小手術を適切に実施するために必要な基本的知識を身に付ける。学修目標:①抜歯の適応症と禁忌症(相対的禁忌への対応及び小手術の適応症と禁忌を含む)を説明できる。②小手術の合併症(偶発症)を説明できる。③小手術に必要な器具の用法と基本手技を説明できる。④粘膜の切開、剥離に必要な器具の用法を説明できる。⑤縫合と止血に必要な器具の用法を説明できる。⑥手指と術野の消毒法を説明できる。⑦清潔と不潔の区別を説明できる。⑧器具の滅菌、消毒法を説明できる。⑨埋伏歯(智歯を含む)の抜去法を説明できる。⑩周術期管理の目的と意義を説明できる。E-1-6)救急処置ねらい :救急処置の基本を身に付ける。学修目標:①歯科治療時の全身合併症(偶発症)を説明できる。②一次救命処置(Basic Life Support )を説明できる。③救急処置に用いられる薬物を列挙し、その作用機序と適応を説明できる。E-2 口腔・顎顔面領域の常態と疾患E-2-1)頭頸部の基本構造と機能ねらい :頭頸部の基本的な構造と機能を理解する。学修目標:①頭頸部の体表と内臓の区分と特徴を説明できる。②頭蓋骨の構成と構造を説明できる。③咀嚼筋、表情筋及び前頸筋の構成と機能を説明できる。④頭頸部の脈管系を説明できる。⑤脳神経の走行、分布及び線維構成を説明できる。⑥顎関節の構造と機能を説明できる。⑦下顎の随意運動と反射を説明できる。⑧咀嚼の意義と制御機構を説明できる。⑨嚥下の意義と制御機構を説明できる。⑩嘔吐反射と絞扼反射を説明できる。⑪咽頭と喉頭の構造と機能を説明できる。⑫扁桃の構造、分布及び機能を説明できる。

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