教授要綱2年
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-146-D-2 歯科材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法ねらい :歯科材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法(成形・加工・熱処理を含む)を理解する。学修目標:①成形修復・予防填塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。②歯冠修復・義歯用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。③接着・合着・仮着用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。④歯科矯正用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。⑤インプラント・口腔外科・歯周治療用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。⑥歯内療法用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。E 臨床歯学E-1 診療の基本E-1-1)診察の基本ねらい :口腔・顎顔面領域の診察、検査、診断を行うために必要な基本的な知識を身に付ける。学修目標:①診察、検査及び診断に必要な事項を列挙できる。②診察、検査及び診断に必要な器材を説明できる。③病歴聴取(主訴、現病歴、既往歴、家族歴、生活歴、社会歴・職業歴等)を説明できる。④現症の取り方(視診、触診、打診、聴診等)を説明できる。⑤診療室における患者の心理と行動を説明できる。⑥診断に必要な検査を列挙できる。⑦問題志向型診療記録(problem-oriented medical record )を説明できる。⑧インフォームド・コンセントを説明できる。⑨処方と処方箋の書き方を説明できる。⑩技工指示書の書き方を説明できる。E-1-2)画像検査を用いた診断ねらい :放射線等を用いた診断の特徴と適応並びに画像の解釈を理解するとともに、放射線の人体に対する影響と放射線防護の方法をあわせて理解する。学修目標:①放射線の種類、性質、測定法と単位を説明できる。②放射線の人体(胎児を含む)への影響の特徴(急性影響と晩発影響等)を説明できる。③放射線防護の基準と方法を説明できる。④エックス線画像の形成原理(画像不良の原因と含む)を説明できる。⑤エックス線装置とその周辺機器の原理と管理技術を説明できる。⑥口内法エックス線撮影の種類と適応及びパノラマエックス線撮影の適応を説明できる。⑦口内法エックス線画像とパノラマエックス線画像の読影ができる。⑧頭部エックス線撮影の種類及び適応を説明できる。⑨造影検査法、超音波検査法、コンピュータ断層撮影法(Computed Tomography )、歯科用コーンビーム CT、磁気共鳴撮像法(Magnetic Resonance Imaging )及び核医学検査法の原理と基本的特徴を説明できる。E-1-3)臨床検査ねらい :的確な診断を行うために必要な臨床検査の基本的知識を身に付ける。学修目標:①臨床検査の目的と適応を説明できる。②診断に必要な臨床検査項目を列挙できる。③心電図検査及び動脈血酸素飽和度測定の目的と適応を列挙できる。④各臓器における疾患に特有な検査項目を説明できる。⑤臨床検査結果と疾患の関係を説明できる。E-1-4)歯科医療に必要な麻酔と全身管理ねらい :歯科医療における全身管理、局所麻酔法、精神鎮静法及び全身麻酔の基本を理解する。学修目標:E-1-4)-(1)全身管理①バイタルサインの意義とそのモニタニングの方法を説明できる。②血圧、脈拍数、呼吸数の測定方法と異常所見を説明できる。③体温の測定方法を説明できる。

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