教授要綱2年
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-145-学修目標:①炎症の定義と機序を説明できる。②炎症に関与する細胞の種類と機能を説明できる。③滲出性炎の種類、形態的特徴及び経時的変化を説明できる。④肉芽腫性炎の種類、形態的特徴及び経時的変化を説明できる。C-5-6)腫瘍ねらい :腫瘍の病因と病態を理解する。学修目標:①腫瘍の定義を説明できる。②腫瘍の病因を説明できる。③上皮異形成を説明できる。④腫瘍の異型性と組織学的分化度を説明できる。⑤良性腫瘍と悪性腫瘍の異同を説明できる。⑥腫瘍の増殖、浸潤、再発及び転移を説明できる。C-5-7)個体の死ねらい :個体の死の病因と病態を理解する。学修目標:①死の概念と生物学的な死を説明できる。C-6 生体と薬物C-6-1)薬物と医薬品ねらい :医薬品の分類並びに薬物(和漢薬を含む)と医薬品との関係を理解する。学修目標:①医薬品の分類を説明できる。②毒薬、劇薬及び麻薬等の表示と保管を説明できる。③日本薬局方を説明できる。C-6-2)薬理作用ねらい :薬物(和漢薬を含む)の作用に関する基本的事項を理解する。学修目標:①薬理作用の基本形式と分類を説明できる。②薬物作用とその作用機序を説明できる。③薬理作用を規定する要因(用量と反応、感受性)を説明できる。④薬物の連用の影響(耐性、蓄積及び薬物依存)を説明できる。⑤薬物の併用(協力作用、拮抗作用、相互作用)を説明できる。C-6-3)薬物の適用と体内動態ねらい :適用された薬物(和漢薬を含む)の生体内運命を理解する。学修目標:①薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。②薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)について、加齢、病態による違いや薬物の相互作用による変化を含め、説明できる。C-6-4)薬物の副作用と有害作用ねらい :薬物(和漢薬を含む)の副作用、有害作用の種類とその予防対策に関する基本的事項を理解する。学修目標:①薬物の一般的副作用と有害作用を説明できる。②薬剤耐性(antimicrobial resistance )に配慮した適切な抗菌薬使用を説明できる。D 歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)D-1 歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)の特性と用途ねらい :歯科医療や歯科技工に用いられる材料(高分子材料、セラミック材料、金属材料、複合材料)と器械・器具の固有の性質、特性及び用途を理解する。学修目標:①歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)の所要性質と用途を説明できる。②材料の物理的(力学的性質と熱的性質を含む)、化学的(溶解性を含む)、生物学的(生体活性、副作用を含む)性質とその評価法を説明できる。③診療用器械・器具の構造と特性を説明できる。

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