教授要綱2年
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-113-回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第24回7月6日(金)2時限玉置金属焼付用陶材と歯科用陶材の相違、並びにアルミナ陶材の臨床上の意義と特徴について理解する。金属焼付用陶材の組成と特徴を説明できる。教科書:12 歯冠用セラミックス B. 歯科用陶材 (p222-225)D-2-②アルミナ陶材の組成と特徴を説明できる。ディギャッシングを説明できる。リューサイトの組成と特徴を説明できる。焼成工程で金属焼付用陶材に掛かる応力を説明できる。第25回7月11日(水)3時限玉置全部陶材冠とジルコニアやアルミナをはじめとするニューセラミックスをメタルフリーのオールセラミックス補綴材料として比較し、各々の利点・欠点を習得する。全部陶材冠の製作工程を説明できる。教科書:12 歯冠用セラミックス C. 歯科用ニューセラミックス (p226-233)D-2-②ジルコニア、アルミナと歯科用陶材との特性の相違を説明できる。ニューセラミックスの種類を列挙し、その製作工程を説明できる。歯科用CAD/CAM装置を用いた補綴物製作工程を説明できる。セラミックスの破壊靱性値の意義を説明できる。第26回7月11日(水)4時限玉置製作された歯科修復補綴装置の歯への装着に利用する合着・接着あるいは仮着技法を理解する。歯科用セメントの種類を列挙し、基本的な組成と用途、硬化機構を説明できる。教科書:14 合着・接着材の性質 A.概要, C.グラスアイオノマーセメント, D.ポリカルボキシレートセメント, E.リン酸亜鉛セメント, F.酸化亜鉛ユージノールセメント, F.仮着用セメント(p245-262)D-2-③歯科用セメントの酸-塩基反応について説明できる。歯科補綴修復装置の仮着に用いる材料とその方法を説明できる。歯科用セメントの練和に用いる器材と特徴を説明できる。歯科用セメントの具備すべき条件を説明できる。第27回7月12日(木)1時限玉置接着性モノマーを利用した接着性レジンセメントの利点、欠点とその組成と特徴を理解する。接着性レジンセメントの種類と使用方法、硬化機構、特性を説明できる。教科書:14 合着・接着用材料 D. レジセメント(p248-254)D-2-③口腔内装着時の歯あるいは修復補綴物内面への被着面処理法を説明できる。接着性モノマー種類を列挙し、それぞれの特徴を説明できる。接着性レジンの重合方法について説明できる。第28回7月12日(木)2時限玉置加熱重合型レジンを使用した義歯床製作法を学び、個々の器材の関わりを理解する。MMAレジンの重合、特に粉液重合を説明できる。教科書:16 義歯用材料 A. 概要、B. 床用レジン(p275-298)D-2-②加熱重合型レジンの重合機構を説明できる。キュアリングサイクルを説明できる。重合開始剤のBPOの役割を説明できる。マイクロウェーブ重合法、ヒートショック重合法について説明できる。前重合による混和後のレジンの変化と、填入に適した餅状期の意義を説明できる。
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