教授要綱2年
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-108-生体親和性と生体反応、生体防御機構について異物反応や免疫反応から説明できる材料の為害作用(毒性、アレルギー、発癌性、内分泌攪乱作用)について理解し、臨床例から説明できる。口腔内で用いる材料の生体親和性、生体為害作用を学び、歯科生体材料が具備すべき条件を理解する。生物学的試験法(細胞毒性試験、前臨床試験、臨床試験、安全性評価基準)の種類を列挙し、特徴を説明できる。教科書:4 生体安全性(p47-57)D-1-②第15回5月23日(水)4時限玉置歯科診療あるいは技工操作で用いる器械・器具の性質と具備すべき条件を理解する。歯科用チェアーユニットの各種名称および特徴を説明できる。教科書:20 歯科用器械(p349-367)D-1-③歯科用エアータービン、歯科用マイクロモーター、歯科用エアーモーターの特徴と相違点を説明できる。歯科用CAD/CAM装置の特徴と加工対象となる材料を説明できる。歯科技工で用いる電気融解鋳造機の種類と特徴を説明できる。画舫診断装置の種類と特徴を説明できる。う蝕、歯周病、歯内疾患の診断治療装置を説明できる。歯科用レーザーの種類を列挙し、その特徴と用途を説明できる。14-2 ユニット:歯科材料・器械・技術回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回6月6日(水)3時限玉置う蝕除去により生じた歯の欠損部に対して充填修復を行う材料について知り、その代表的な材料であるコンポジットレジンについて理解する。成形修復材の種類(歯科用アマルガム、コンポジットレジン、グラスアイオノマーセメントなど)と所要性質(可塑性、硬化性等)を説明できる。教科書:5 成形修復材料A. 概要、B. コンポジットレジン(p65-76)D-2-①コンポジットレジンの用途別種類(前歯、臼歯部修復用、支台築造用など)および重合方式による分類(化学重合型、光重合型)を説明できる。コンポジットレジンのフィラーによる分類(マクロフィラー型、ミクロフィラ型、ハイブリッド型等)を説明できる。コンポジットレジンの組成(マトリックスレジン、無機フィラー、重合開始剤、重合禁止剤)を説明できる。第2回6月6日(水)4時限玉置歯科成形充填材料であるコンポジットレジンの硬化機構と特性を理解する。光重合型コンポジットレジンの特性を理解する。コンポジットレジンの硬化機構とフィラーの前処理法(シランカップリング処理)について説明できる。教科書:5 成形修復材料B. コンポジットレジン (p76-82)D-2-①コンポジットレジンの硬化機構(光重合、化学重合、デュアルキュアなど)について説明できる。コンポジットレジンの性質(寸法変化、熱膨張係数、光学的性質、機械的性質、重合深度)について説明できる。光照射器の種類の種類と各種光源(ハロゲン、キセノン、LED)の特徴について説明できる。回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム

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