教授要綱2年
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-103-微生物学・口腔微生物学実習13・授業概要微生物学実習は、一般微生物学、口腔微生物学および免疫学に大別して、それらの実習内容を企画している。まず、感染予防の基本である滅菌法及び消毒法を修得する。ついで、微生物、なかでも細菌の培養法を学ぶとともに、細菌の種々の染色法を熟知し、顕微鏡により形態学的特徴について観察する。また、感染症の治療に用いられる化学療法薬の作用機序について理解し、その抗菌性についても実習する。口腔領域には、様々な微生物が多数棲息している。これらの口腔微生物のなかで、齲蝕や歯周病の発症や進行に関わるとされる種々の病原細菌の特徴について理解する。感染に対する生体防御のしくみについても考察する。・教科書『微生物学実習』 朝日大学歯学部口腔感染医療学講座口腔微生物学分野編・参考書『口腔微生物学・免疫学』川端重忠 他編(医歯薬出版)・オフィスアワー月~金曜日 17時00分~18時00分口腔微生物学研究室 引頭准教授、猪俣講師、堀江助教・評価方法実習試験(70%)、レポート(30%)回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1、2回11月9日(金)3、4時限引頭猪俣堀江微生物、検体、培養物の取り扱いについて理解する。細菌の染色法について理解する。顕微鏡の操作法について理解する。滅菌法、消毒法について説明できる。細菌の培養法について説明できる。細菌の単染色法、グラム染色法について説明できる。光学顕微鏡の操作法について説明できる。『微生物学実習』 実習1『口腔微生物学・免疫学』 p7~p18、p68~p7230分程度は予習を行うことC-4-1)-④滅菌と消毒C-4-1)-①基本的な構造と性状C-4-1)-①基本的な構造と性状C-4-1)-①基本的な構造と性状第3、4回11月16日(金)3、4時限引頭猪俣堀江細菌の分離と鑑別法について理解する。ブドウ球菌の分離について説明できる。ブドウ球菌の鑑別について説明できる。『微生物学実習』 実習2『口腔微生物学・免疫学』 p10~p15、p129~p13130分程度は予習を行うことC-4-1)-①基本的な構造と性状C-4-1)-①基本的な構造と性状第5、6回11月30日(金)3、4時限引頭猪俣堀江特殊染色法について理解する。細菌の同定法について理解する。特殊染色法について説明できる。細菌の基本的同定法について説明できる。生化学的試験による同定について説明できる。『微生物学実習』 実習3『口腔微生物学・免疫学』 p10~p15、p46~p48、p52~p53、p93~p95、p134~p13730分程度は予習を行うことC-4-1)-①基本的な構造と性状C-4-1)-①基本的な構造と性状C-4-1)-①基本的な構造と性状第7、8回12月7日(金)3、4時限引頭猪俣堀江化学療法について理解する。細菌の薬剤感受性について理解する。口腔検体の採取、接種および培養について理解する。化学療法の作用機序について説明できる。細菌の薬剤感受性試験について説明できる。口腔レンサ球菌の選択培地について説明できる。歯肉縁上歯垢の採取および接種について説明できる。『微生物学実習』 実習4『口腔微生物学・免疫学』 p53~p68、p204~p206、p210~p212、p223~p23030分程度は予習を行うことC-4-1)-⑤化学療法、薬剤耐性機序C-4-1)-⑤化学療法、薬剤耐性機序C-4-1)-①基本的な構造と性状E-3-2)-④口腔細菌、歯垢、歯石

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