教授要綱1年(2018)
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-113-17歯学概説・開講学年1学年 前学期・授業概要私立大学では、大学設立の目的、使命に基づいて「建学の精神」があり、その実現のための基本方針としてアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施の方針)が示されている。歯学概説では、朝日大学歯学部生として、その内容を理解し、学生生活の基礎を学ぶ。さらに、歯科医療の歴史を学び教養を付け、生命の尊厳を学び医療人としての倫理観を学ぶ。また、附属病院を知ることで、病院実習に対する目標を作り、国際性を身につけるためのプログラム、卒後の生涯研修といったことを理解することで、朝日大学歯学部での特徴ある学習を理解し、学習に対するモチベーションを築くものである。・教科書配布資料及びMoodle掲載ファイル・オフィスアワー・評価方法課題レポート(100%) 全出席を原則とするが、やむを得ず欠席した場合は、各教員が指定した項目についてレポート提出を行う。欠席し、かつレポートの提出がない場合は、1回につき最終得点から15点減点する。回 数担当者学 習 目 標(GIO)1回目4月9日(月)3時限都尾教務学生副委員長将来歯科医師となる道を目指していくにあたり、知識・技能を磨いて患者の問題に応えて解決したり、患者の側に立ち良質な医療の提供を目標に基本的知識、技能、態度を修得していくのであるが、初年次ではその概要を学ぶ。さらに歯科医療に要求される道徳的、倫理的、社会的な一般良識を身につけ、他学部と連携をとるチーム医療の構成員として積極的に医療に参画できるようになるため、チーム医療に関する基本的知識、技能、態度を修得する。2回目4月16日(月)3時限江㞍歯学部長歯学部の特殊性を理解し、将来の学士取得あるいは国家資格取得に向けての心構えを学ぶ。具体的には初年次より綿密に練り上げているカリキュラムに沿って授業が始まるが、学年ごとに着実に知識・技能が膨らんでいくための受講する姿勢、勉学に勤しむ態度、基礎的な知識獲得に向けての本学歯学部での学習目標を掲げ、学習に専念するために、本学の教育カリキュラムを理解する。3回目4月23日(月)3時限大友学長朝日大学に歯学部生として入学し、本学での資格取得まで有意義な学生生活を送るために、朝日大学の建学の精神を理解する。将来を見据えた医療人としての第一歩が初年次より始まることを心に留め、理解する。医療現場での仕事の厳しさを知り、備えるべき繊細な技術・技能、充足すべき歯科医療あるいは関連医学の知識を学ぶ一方で、強い意志と決断力、実行力、協調性を育んでいくことの重要性について学習する。4回目5月7日(月)3時限中嶋先生(同窓会長)堀口先生(防衛省医療官)松岡先生(厚生労働技官)三井先生(日本歯科医師会 常務理事)野村先生(岐阜市口腔保健支援センター長)山田先生(福井赤十字病院 外科部長)近藤先生(女性歯科医師の会)歯科医師という職業の多様性について、外部講師を招聘し、職業としてみた歯科医師の在り方を学習する。医療現場での歯科医師の役割、組織としての社会に対する貢献、地域医療への関わりと超高齢社会への歯科医療の対応、自衛官内での歯科医療の役割と意義、技官として保健行政を監視する立場、女性歯科医師の増加と医療現場での活動および今後の展望、などを含めて新入生に多角的に解説をいただき、歯科医師として実践可能な職種を学習する。5回目5月14日(月)3時限6回目5月21日(月)3時限7回目6月4日(月)3時限8回目6月11日(月)3時限

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