教授要綱1年(2018)
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-110-・授業概要将来の地域医療を担当する歯科医師として、自分の診療形態を実現するために、各自が仮想診療所(私の診療所)を想定して、具体的にそのプロセスについて必要な諸条件について学年縦断で諸教科を段階的に学びながら、得られた知識、技能、態度を基に仮想診療所の開設を通して、自ら学ぶ力と地域で活躍できる医療人に必要な能力を身につける。1年次は、地域社会と歯科医療とのつながりを知って、私のクリニック(仮想)を立ちあげる。・教科の特徴と1年次から5年次まで継続するスパイラル教科、教育手法としてTBL、eラーニング、ポートフォリ 教育手法オを導入、地域の医療機関の臨地実習を導入・参考書配布資料・オフィスアワー友藤教授 後期の水曜日16:30から17:30・評価方法個人に対するMCQテスト(IRAT):30%、凝縮ポートフォリオのルーブリック評価:20%、体験シート、学習成果のサマリー等の評価:40%、夏休み見学実習の体験シートの評価:10%回数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回夏季休暇中地域の診療所の歯科医師 地域の歯科診療所の見学研修ができる。1)地域の歯科医院に見学研修の交渉ができる。2)歯科医院に働くスタッフとコミュニケーションがとれる。3)歯科医院に働くスタッフの役割を理解できる。4)一次歯科医療機関の役割を理解できる。・歯科医院見学にふさわしい身だしなみ、態度A-2-1)-①必要な課題を自ら発見できる。第2回Bクラス9月5日(水)Aクラス9月12日(水)3,4時限友藤向井1. アクティブ・ラーニングのために効果的な教育手法を学ぶ。2. 課題解決に必要な情報を選択して得られる。1)TBLと学習ポートフォリオの学習方法、ルーブリック評価の評価法を理解できる。2)目標シートの記載ができる。3)課題解決に必要な情報の取得方法と必要な情報の整理法が説明できる。4)地域で開院するのに必要な情報を話し合い、チームに必要な当該地域の情報をどのようにして得るかを話し合える。・IRAT(10問)対策A-1-1)-⑤ 情報倫理に関わる問題を説明できる。A-2-1)-① 必要な課題を自ら発見できる。A-2-1)-② 自分に必要な課題を、重要性・必要性に照らして順位付けできる。A-2-1)-③ 課題を解決する具体的な方法を発見し、課題を解決できる。A-2-1)-④ 課題の解決に当たり、他の学習者や教員と協力してよりよい解決方法を見出すことができる。第3回Bクラス9月19日(水)Aクラス9月26日(水)3,4時限友藤1. 地域医療・歯科医療の概要を理解できる。2. 必要な情報を収集し整理できる。1)地域で開院するのに必要な情報を話し合える。2)チーム内で必要な情報を分担して収集し、各自の情報(目標書き出しシート)を持ち寄りチームとしての情報を整理・活用できる。3)チームとしてまとめて発表できる。4)他のチーム発表について評価表に基づいてチームで評価できる。・チーム発表の内容A-2-1)-① 必要な課題を自ら発見できる。A-2-1)-② 自分に必要な課題を、重要性・必要性に照らして順位付けできる。A-2-1)-③ 課題を解決する具体的な方法を発見し、課題を解決できる。A-2-1)-④ 課題の解決に当たり、他の学習者や教員と協力してよりよい解決方法を見出すことができる。地域社会と歯科医療Ⅰ(私の歯科クリニック)16

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