教授要綱４年（2017）

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－95－17社会歯科学・授業概要社会歯科学は国民が生涯を通じて健康な生活を営むため、歯科保健医療福祉のあり方を社会歯科学的視点から考究する学問領域である。歯科医療は知識と技術のみで適応できるものではない。この授業では、社会の要求と医療倫理に基づいて、歯科医療保健福祉の問題に対し、社会学的視点から接近することを学び、歯科医療機関の安全・環境管理などについての理解を深め、より良い歯科医療を提供するために必要な知識・技術・態度を修得する。・教科書「改訂3版　臨床家のための社会歯科学」中垣晴男　他編（永末書店）・参考書『スタンダード社会歯科学』石井拓男 他編（学建書院）、『スタンダード衛生・公衆衛生学』末高武彦 他編（学建書院）、『歯科医療倫理Q&A』大井賢一 他著（太陽出版）・オフィスアワー火曜日　16時40分〜18時00分　社会口腔保健学研究室・評価方法試験の成績 90％、平常の成績 10％　　平常点の評価方法 ⇒ ノート提出（100％）回　数担当者学習目標（GIO）行動目標（SBOs）予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回9月26日（火）3時限友藤社会と歯科医療の関わりを理解する。1）現代医療の社会的問題を列挙する。2）歯科医療の社会的背景を述べる。教科書：Ⅰ 社会歯科学の序説B-2-2）-⑧、⑩地域の保健・医療・福祉・介護分野の連携医療需要および歯科医療需要の特異性と需要に影響する因子を理解する。3）医療需要と歯科医療需要の特異性を述べる。4）医療需要に影響する因子を列挙する。教科書：Ⅱ 医療需要地域医療・地域保健の在り方と現状、地域包括ケアシステム、プライマリケア第2回9月26日（火）4時限友藤歯科医療需要に関わる歯科医療保健の現況を理解する。1）医療技術の適用における代表的な評価法を列挙する。2）無歯科医地区を説明する。3）歯科医療機関および歯科医療従事者の動向を説明する。4）歯科医療の受給問題を説明する。教科書：Ⅱ 医療需要B-4-2）-②主な保健医療統計第3回10月3日（火）3時限友藤医療倫理の考え方を学び、倫理問題を解決する手段を身につける。1）医療倫理の歴史的流れを述べる。2）医の倫理に関する規定を列挙し、概要を説明する。3）医療倫理の4原則を示し、内容を説明する。4）生と死に関わる倫理問題を列挙する。教科書：Ⅸ 医の倫理とバイオエシックス（医療と倫理）A-1A-2医の倫理第4回10月3日（火）4時限友藤基本的人権を知り、患者の権利に配慮した歯科医師としての行動規範を身につける。1）患者の権利を説明する。2）インフォームドコンセントの方法を述べる。3）医師の基本的態度を説明する。4）患者と医師の関係について説明する。教科書：Ⅸ 医の倫理とバイオエシックス（医師と患者関係）A-3A-4患者の尊厳・インフォームドコンセント歯科医師のプロフェッショナリズムと責務第5回10月10日（火）3時限友藤医療の経済的特性とその評価法および社会経済的な視点を身につける。1）医療の経済的特性を列挙する。2）医療の経済的評価法を列挙する。3）国民医療費の動向を説明する。教科書：Ⅳ 医療経済B-2-2）-②医療経済（国民医療費）