教授要綱4年(2017)
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-74-11小児歯科学実習・授業概要小児歯科学の講義で習得した知識に基づき実際に歯列分析やパノラマエックス線写真読影、咬合誘導装置を製作することによって知識の定着を計る。また次年度からの臨床実習に備え、フッ化物歯面塗布、予防填塞、ブラッシング指導、保隙装置の説明を行うことによって、患者への説明およびコミュニケーションの実習も行う。・教科書『小児歯科学基礎・臨床実習 第2版』田村康夫 他(医歯薬出版)・参考書『小児歯科学 第4版』前田隆秀 他(医歯薬出版)、『小児歯科学クリニカルテキスト』新谷誠康他、(永末書店)・オフィスアワー16:30 ~18:00 1号館3階教授室及び小児歯科医局・評価方法実習製作物 80%、レポート 10%、口頭試問 10%回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1、2回9月21日(木)3、4時限乳歯の歯冠修復に必要な形態を理解し展開図を修得する。1)乳歯の形態を理解する。2)展開図を理解し作図する。教科書:乳歯の特徴(p101~108)E-3-1)-②歯種別の形態と特徴を説明できる。第3、4回9月28日(木)3、4時限小児のパノラマエックス線読影を習得する。1)小児のパノラマエックス線写真上で歯、顎、顔面領域の諸構造のスケッチを実施する。2)小児のパノラマエックス線写真上で歯、顎、顔面領域の諸構造を読影し説明できる。参考書:パノラマエックス線写真の観察・スケッチ(p15~18)E-1-2)-⑦エックス線写真の読影、分析、診断ができる。第5、6回10月5日(木)3、4時限混合歯列分析法を理解し、実践する。1)歯列分析の方法について理解する。2)実習模型を用いて歯列分析を行う。3)得られた歯列分析結果について説明できる。教科書:咬合誘導(p298~301)E-2-2)-③歯列、咬合について説明できる。第7、8回10月12日(木)3、4時限保護者に対するブラッシング指導の方法を習得する。1)各種媒体を用いて口腔内の状況を説明する。2)ブラッシングの重要性について説明する。3)相互実習にて模型を用い、保護者役に対してブラッシング指導を実施する。教科書:口腔清掃 2)ブラッシング(p148~149)F-9-3)保護者へのブラッシング指導第9、10回10月19日(木)3、4時限フッ化物塗布の手順、方法を習得する。1)綿球によるフッ化物の歯面塗布法を行う。2)フッ化物塗布法時の保健指導を行う。教科書:齲蝕予防 1.フッ化物の応用(p153~154)F-9-1)フッ化物塗布第11、12回10月26日(木)3、4時限予防填塞処置の手順、方法を習得する。1)小児の齲蝕予防方法のひとつであるレジン系シーラント材による填塞を説明する。2)ラバーダム防湿を行う。3)模型を用いて第一大臼歯に予防填塞を実施する。教科書:齲蝕予防 2.小窩裂溝填塞法(シーラント)の術式(p155~156)F-9-2)予防填塞第13、14回11月9日(木)3、4時限保隙装置を説明する。1)実習用模型から保隙装置の必要性を説明する。2)適応する保隙装置を選択する。3)適応する保隙装置について説明する。教科書:保隙装置(p313~315)F-10-2)-②矯正装置(保隙装置)について説明できる。

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