教授要綱4年(2017)
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-49-4インプラント学実習・授業概要インプラント学で学んだ知識を基に、診断用ワックスアップを基にした診断用ステントの作成、実際のインプラント体の埋入手術術式と印象採得を始めとする上部構造物作製を習得することで、講義で得た知識を確実なものにする事を目的として行う。・教科書インプラント学実習帳、『口腔インプラント学実習書』公益社団法人日本口腔インプラント学会 編(永末書店)・参考書『よくわかる口腔インプラント学』赤川安正、松浦正朗、矢谷博文、渡邉文彦 編(医歯薬出版株式会社)『誰も語らなかった歯科医事紛争の真実 明暗を分けた判例の比較からわかる傾向と対策』植木 哲/永原国央 著(クインテッセンス出版株式会社)・オフィスアワー月曜日~金曜日 17:00~19:00、永原教授室 永原教授、口腔インプラント科医員控室 田邉准教授・評価方法製作物 60%、実習態度 20%、服装・身だしなみ 20%回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1~7回5月15日、5月22日、6月5日(月)3・4時限6月12日(月)3時限田邉その他(1)口腔インプラント治療の診断ために研究用模型作製を習得する。①口腔の外形印象採得が実施できる。②企画されたサイズの研究用模型作製が実施できる。教科書『口腔インプラント学実習書』公益社団法人日本口腔インプラント学会 編(永末書店):診断用ステントの作製P17~P19E-3-4)-(3)デンタルインプラント(2)口腔インプラント治療診断のために口腔内の装着できる診断用ステント作成の製作を習得する。①診断用ワックスアップ作製(人工歯配列)が実施できる。②診断用ステントの維持部ワックスアップが実施できる。③ワックスアップされた診断用ステントを透明加熱重合レジンに置き換えることができる。④患者の口腔内に装着することのできる診断用ステントの仕上げができる。第8回6月12日(月)4時限田邉その他(1)埋入インプラント体サイズ決定のために画像検査データーをもとにした計測を習得する。①パノラマエック線画像を観察し、必要な骨外形線の選択が実施できる。②鼻腔底、上顎洞、下顎孔、オトガイ孔などの骨外形線をトレース用紙に描記できる。③パノラマエックス線写真上の下顎管上縁までの距離と診断用ステントの目印の測定を行い、実長との比較から換算し、拡大率を求め、埋入するインプラント体のサイズ決定を実施できる。教科書『口腔インプラント学実習書』公益社団法人日本口腔インプラント学会 編(永末書店):診断用ステントの作製P20~P22E-3-4)-(3)デンタルインプラント(2)口腔インプラント治療での一次手術を的確に行うために外科用ステント(サージカルガイド)の製作を習得する。①診断用ステントとパノラマエックス線画像をもとに外科用ステントの作製が実施できる。教科書『口腔インプラント学実習書』公益社団法人日本口腔インプラント学会 編(永末書店)サージカルガイドプレートの作製P23~P24第9・10回6月19日(月)3・4時限田邉その他一次手術の基本的手技を習得する。①埋入手術の目的、手順を説明できる。②埋入手術に必要な器具を説明できる。③粘膜の切開剥離を実施できる。④外科用ステントをもちいて、埋入窩刺入点の形成を実施できる。⑤ツイストドリルで埋入窩形成、埋入窩深度、方向の確認が実施できる。⑥埋入窩の段階的拡大が実施できる。⑦インプラント体埋入が的確に実施できる。⑧創の縫合閉鎖を張力なしに、緊密に実施できる。教科書『口腔インプラント学実習書』公益社団法人日本口腔インプラント学会 編(永末書店):インプラント体埋入手術P25~P31E-3-4)-(3)デンタルインプラント
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