教授要綱4年(2017)
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-26-(1)専門基礎教育系 1)口腔生命科学 2年次に、専門臨床教育系科目の基本となる知識を習得するために、解剖学、口腔解剖学、生理学・口腔生理学、生化学・口腔生化学、微生物学・口腔微生物学について実習を交え開設している。 2)口腔生体材料学 2年次に、歯科領域で使用される材料の基礎知識と材料の理工学的性質の理解を深めるため、歯科材料学と歯科理工学及び実習を交え開設している。 3)口腔疾患病態学 2年次に、疾病発生理論の基礎知識を知るために病理学・口腔病理学Iを開設し、3年次では、その知識をさらに深めるために病理学・口腔病理学II及び実習を開設している。 3年次に、疾病の治療に用いられる薬の作用の基本的知識を得るために薬理学・歯科薬理学及び実習を交え開設している。(2)専門臨床教育系 1)早期臨床実習・基礎研究実習 自分が創造する歯科医師像を具現化するために、1年次より早期臨床実習として病院体験、診療介助などを行う。2年次の早期臨床実習は、ステップアップして相互実習・診療の基本を行う。3年次においても模擬診療I、IIと継続的に行い、5年次のおける病院患者実習の基礎を学ぶ。 また、3年次には、歯科医学入門として大学の各研究室に出向き、それぞれの研究テーマに従い歯学研究を行うことにより研究の基礎及び技術を習得する。 2)硬組織疾患・機能回復学 また、歯の一部崩壊、歯髄感染、歯冠崩壊、歯の欠損と変化する、疾病に対しての治療方法として、2年次より歯冠修復学、歯内療法学、固定性義歯学を学び、3年次では歯内療法学、部分床義歯学、全部床義歯学について実習を交え開設している。さらに、4年次では固定性義歯学、インプラント学について実習を交え開設している。 3)口腔疾患治療学 2年次より歯科疾患の診断に欠かすことのできない歯科放射線学や歯周組織疾患治療学として歯周病学について実習を交えて学び、口腔内にできる腫瘍や骨折などについては、口腔外科学I、顎顔面外科Iを開設する。4年次では、さらに口腔外科学II、顎顔面外科IIにて実習を交え学習し、手術時に必要な麻酔についても、歯科麻酔学、麻酔学で学ぶ。 4)発育・加齢・障害者治療学 4年次より顎、顔面の発育に応じた治療学として、小児歯科学、歯科矯正学、また障害者や高齢者のように全身的なリスクを持つ者に対する治療学として障害者歯科学、高齢者歯科学について実習を交え開設している。 5)社会口腔保健学 2年次より、人口、生活環境、感染症や母子、学校、産業保健について公衆衛生学や死亡後に医科や歯科から見える診断学として法(医)歯学を学び、3年次では、歯科疾患の個人的、公衆衛生的な予防に関する知識を口腔衛生学で実習を交え学ぶ。4年次では社会における歯科医師と
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