教授要綱3年(2017)
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-46-4薬理学・歯科薬理学・授業概要薬理学・歯科薬理学とは、適正な薬物療法の基礎となる科学である。薬物を正しく使用するためには、疾患成因の概略、薬物の化学的特性、作用機序および薬物によっておこる生体変化などを含め、投与した薬物が体内で吸収され作用を発現し、そして代謝排泄されていく全過程を理解しなければならない。これらを理解するために、生命現象系科目で学んだ知識をもとに、薬物療法の基本原理と臨床応用を総合的に学ぶための講義を行う。・教科書『現代歯科薬理学 第5版』(医歯薬出版)・参考書『NEW薬理学』(南江堂)、『カラー図解 これならわかる薬理学』(メディカル・サイエンス・インターナショナル)、『歯科におけるくすりの使い方』(デンタルダイヤモンド社)・オフィスアワー月曜日、木曜日および金曜日 16時00分~17時00分 柏俣教授室(1号館3階)柏俣教授月曜日〜木曜日 12時15分~13時00分 歯科薬理学研究室(1号館4階) 小山准教授月曜日、木曜日および金曜日 16時00分~17時00分 歯科薬理学研究室(1号館4階)佐藤講師・評価方法試験の成績 90%、平常の成績 10%  平常点の評価方法 ⇨ 中間試験(60%)、課題レポート(20%)、小テスト(20%)回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1回4月6日(木)3時限柏俣薬物療法の種類および薬理作用の様式・基本形式について理解する。1)薬物療法の種類を説明できる。2)薬理作用の基本形式を説明できる。教科書:薬理作用(p4-6)C-5-2)-*②薬理作用の基本形式と分類を説明できる。第2回4月6日(木)4時限柏俣薬理作用の分類および薬物の併用について理解する。1)薬理作用の分類を説明できる。2)薬物の併用を説明できる。教科書:薬理作用(p7-9)C-5-2)-*⑥薬物の併用を説明できる。第3回4月7日(金)3時限柏俣用量-反応関係および薬用量を表す用語について理解する。1)用量と反応の関係を説明できる。2)薬理作用を表す概念的な用語を説明できる。教科書:用量と薬理作用(p10-13)C-5-2)-*④薬理作用を規定する要因を説明できる。第4回4月7日(金)4時限柏俣受容体を介する薬理作用について理解する。1)薬物受容体とリガンドを説明できる。2)受容体を介する薬理作用を説明できる。教科書:薬理作用の機序(p14-18)C-5-2)-*③薬物の作用機序を説明できる。第5回4月10日(月)1時限柏俣受容体を介さない薬理作用について理解する。1)受容体を介さない薬理作用を説明できる。教科書:薬理作用の機序(p19-29)C-5-2)-*③薬物の作用機序を説明できる。第6回4月10日(月)2時限柏俣神経伝達物質/オータコイドについて理解する。1)神経伝達物質を説明できる。2)オータコイドを説明できる。教科書:生体内生理活性物質・情報伝達(p30-42)C-5-2)-*③薬物の作用機序を説明できる。C-1-4)-*②受容体を介するホルモン、成長因子、サイトカイン等による細胞間、細胞内の情報伝達機構を概説できる。

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