教授要綱2年(2017)
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-154- ⑦印象採得を適切に行うことができる。 ⑧テンポラリークラウン(ブリッジ)を作製し、支台歯に適切に仮着できる。 ⑨完成したクラウン(ブリッジ)の試適・調整・装着が適切にできる。 ⑩クラウン(ブリッジ)装着後の定期健診を実施できる。F-8-2)可撤性義歯(部分床義歯、全部床義歯)実習一般目標:可撤性義歯(部分床義歯、全部床義歯)による補綴歯科治療についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①口腔内診察および検査結果に基づいて義歯の設計を適切にできる。 ②設計に応じて支台歯のプレパレーション(レスト座形成、隣接面板形成など)を適切に実施できる。 ③筋圧形成を適切に実施できる。 ④印象採得を適切に行うことができる。 ⑤咬合採得を適切に行うことができる。 ⑥人工歯を適切に選択することができる。 ⑦仮義歯の試適を適切に行うことができる。 ⑧完成した義歯を患者に適切に装着することができる。 ⑨患者に対して義歯使用上の注意点について説明できる。 ⑩義歯装着後の定期健診を実施できる。F-9 小児歯科実習F-9-1)フッ化物塗布一般目標:安全なう蝕予防を行うために、フッ化物塗布に必要な基本的知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①歯面清掃、歯面乾燥ができる。 ②簡易防湿ができる。 ③指定された歯にフッ化物を塗布できる。 ④清潔に配慮した操作ができる。 ⑤患児の不快感に配慮した操作、声かけができる。F-9-2)予防填塞一般目標:幼若永久歯小窩裂溝部のう蝕予防のために、予防填塞に必要な基本的知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①歯面、小窩裂溝部の清掃、乾燥ができる。 ②適切な歯面処理操作ができる。 ③予防填塞材を適切に填塞できる。 ④患児の痛みや不安感に配慮した操作ができる。 ⑤患児の不安感軽減のための声かけができる。F-9-3)保護者へのブラッシング指導一般目標:小児のプラークコントロールを行うために、保護者へのブラッシング指導に必要な基本的知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①分かりやすい言葉使いと聴き取りやすい話し方ができる。 ②保護者の理解度を確認しながら指導できる。 ③仕上げ磨きの方法を指導できる。 ④保護者に練習させながら指導できる。F-10 矯正歯科実習F-10-1)成長発育期の口唇・口腔・顎顔面の診察一般目標:成長期の患者の口唇・口腔・顎顔面の状態を把握するために、非侵襲的な診察と検査を行うための基本的知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①成長期の患者の顎顔面形態と口唇・口腔内所見の特徴を説明できる。 ②顎顔面形態の特徴を視診にて把握することができる。 ③口唇・口腔内の視診を行うことができる。 ④顎顔面形態と口唇・口腔内の所見を適切に記録することができる。 ⑤成長期の患者や保護者に配慮した診察を行うことができる。F-10-2)矯正装置の説明一般目標:矯正治療に際し、使用する矯正装置について患者や保護者に分かりやすく説明するために必要な基本的知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①矯正治療の必要性を説明できる。 ②矯正装置について説明できる。 ③様々な媒体を用いて説明できる。 ④患者や保護者の理解度を確認しながら説明できる。 ⑤分かりやすい言葉使いと聴き取りやすい話し方ができる。

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