教授要綱2年(2017)
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-153- ④清潔に配慮した操作ができる。 ⑤針刺し事故に対する対応ができる。F-5 地域医療一般目標:歯科診療を適切に行うために、地域医療、病診連携についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①病診連携、病病連携を理解し、体験する。 ②多職種連携(医師、薬剤師、看護師、歯科衛生士、歯科技工士、その他の医療職)のチーム医療を理解し、体験する。 ③地域医療を体験する。F-6 口腔外科系実習一般目標:口腔外科の基本的手技についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①清潔操作を実施できる。 ②抜歯(小手術を含む)の器材の準備ができる。 ③外来手術のための手洗いと滅菌手袋の装着ができる。 ④術野の消毒を実践できる。 ⑤局所麻酔を安全に実施できる。 ⑥単純抜歯を実施できる。 ⑦基本的な縫合操作、抜糸を実施できる。F-7 保存系実習F-7-1)保存修復実習一般目標:う蝕およびその他の硬組織疾患の治療のため、コンポジットレジン修復についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①形成部位に応じて適切なう蝕除去用のバーの選択ができる。 ②適切なハンドピース操作ができる。 ③コンポジットレジン充填のための適切なレジン窩洞形成ができる。 ④コンポジットレジン填塞・研磨が適切にできる。 ⑤歯髄保護に配慮できる。 ⑥局所麻酔により無痛的な操作ができる。F-7-2)歯内療法実習一般目標:歯髄炎・根尖性歯周組織疾患の治療のために、根管治療についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①歯髄炎・根尖性歯周組織疾患の診察、検査、診断が正しくできる。 ②適切なアクセスキャビティプレパレーションができる。 ③ラバーダム防湿ができる。 ④電気的根管長測定が正しくできる。 ⑤根管拡大、根管洗浄が適切にできる。 ⑥根管貼薬が正しくできる。 ⑦根管充填が適切にできる。F-7-3)歯周治療実習一般目標:歯周疾患の治療のために、歯周基本治療についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①歯周組織疾患の診察、検査、診断が正しくできる。 ②診断に基づいて適切な治療計画を立案できる。 ③正しくプラークコントロールができる。 ④適切なスケーリング・ルートプレーニングができる。 ⑤歯周治療時の生活上の注意事項を患者に伝えることができる。 ⑥歯周外科手術の介助が適切にできる。F-8 補綴系実習F-8-1)クラウンブリッジ実習一般目標:クラウンブリッジによる補綴歯科治療についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①支台歯の状態に応じて適切な支台築造法を選択し、支台歯築造を実施できる。 ②形成部位に応じて適切な支台歯形成用のバーの選択ができる。 ③適切なハンドピース操作ができる。 ④装着予定の歯冠補綴装置に応じて適切な支台歯形成ができる。 ⑤歯髄保護に配慮できる。 ⑥局所麻酔により無痛的な操作ができる。

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