教授要綱2年(2017)
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-152-到達目標:*①心身相関を説明できる。*②歯科心身症を説明できる。*③口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の心因性の痛みを説明できる。*④心理テストを説明できる。*⑤舌痛症を概説できる。 ⑥歯科治療恐怖症を説明できる。 ⑦心身医学的治療を説明できる。E-4-6)歯科医師に必要な医学的知識一般目標:歯科医師として必要な全身疾患(内科的疾患)を理解する。到達目標:*①代表的な医科疾患(内科的疾患)を説明できる。*②主要な医科疾患の症候を説明できる。*③主要な身体診察を説明できる。*④妊娠時の管理に必要な基礎知識を説明できる。*⑤小児の代表的な疾患を説明できる。F 臨床実習F-1 医療面接一般目標:良好な患者-歯科医師関係を築くとともに、患者の情報を聴取し、診断をして治療計画を立てるための知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①適切な身だしなみ、言葉づかい、礼儀正しい態度で患者に接することができる。 ②医療面接における基本的なコミニュケーションができる。 ③患者の病歴(主訴、現病歴、既往歴、家族歴)を聴取できる。 ④患者の身体的・精神的・社会的苦痛に配慮し、問題点を抽出、整理できる。 ⑤患者の不安、不満や表情、行動の変化に適切に対応できる。 ⑥診療録に得られた情報をPOMR(問題志向型診療記録)形式で記載できる。 ⑦患者のプライバシーに配慮できる。 ⑧患者に診断結果と治療方針を説明できる。F-2 診察の基本一般目標:口唇・口腔・顎顔面領域の基本的な診察技能についての知識、技能および態度を修得する。F-2-1)バイタルサイン到達目標: ①触診法および聴診法で血圧を測定できる。 ②橈骨動脈で脈拍を測定できる。 ③体温の測定ができる。F-2-2)頭頸部の診察到達目標: ①顔面の色調変化の診察ができる。 ②顔面の対称性の診察ができる。 ③下顎の開閉口路の診察ができる。 ④顎関節部の診察ができる。 ⑤頭頸部の筋肉の診察ができる。 ⑥顎下リンパ節の診察ができる。F-2-3)口唇・口腔内状態の診察到達目標: ①口唇・口腔内の状態を診察できる。 ②診察した口唇・口腔内状態を診療録に記載できる。F-3 画像検査一般目標:診断に必要な画像検査の選択ができ、放射線の人体に対する影響と放射線防護について理解し、実践できる。到達目標: ①放射線検査の必要性について説明できる。 ②口内法エックス線撮影(デンタル撮影法)を実施できる。F-4 医療安全・感染予防 ※(臨床実習の各項目に共通)一般目標:歯科診療を実施するために必要な医療安全・感染予防についての知識、技能および態度を修得する。到達目標: ①医療安全対策を実践できる。 ②標準予防策を実践できる。 ③院内感染に対する対応ができる。

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