教授要綱2年(2017)
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-147- ②予防填塞を実施できる。 ③歯周疾患の予防処置を実施できる。 【E-3-3)-(3)歯周疾患の診断と治療の項を参照】E-1-6)-(2)歯科保健指導 ①口腔の健康度やリスクを評価し、対象者に説明できる。 ②セルフケアを行えるように適切な動機づけができる。 ③適切な口腔清掃法を指導できる。 ④適切な食事指導(栄養指導)を実施できる。 ⑤生活習慣に関して適切に指導できる。 ⑥禁煙指導・支援による歯周疾患、口腔がん等の予防を実施できる。 ⑦ライフステージに応じた食育について説明できる。E-2 口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の常態と疾患E-2-1)頭頸部の基本構造と機能一般目標:頭頸部の基本的な構造と機能を理解する。到達目標:*①頭蓋骨の構成と構造を説明できる。*②咀嚼筋、表情筋、前頸筋の構成と機能を説明できる。*③頭頸部の脈管系を説明できる。*④三叉神経と顔面神経の走行と分布および線維構成を説明できる。*⑤顎関節の構造と機能を説明できる。*⑥下顎の随意運動の基本を説明できる。*⑦下顎反射の機序を説明できる。*⑧嚥下の機序を説明できる。E-2-2)口唇・口腔の基本構造と機能一般目標:口唇・口腔領域の基本的な構造と機能を理解する。到達目標:*①口唇・口腔粘膜の特徴を部位ごとに説明できる。 【口唇・口腔感覚の特徴を含む。】*②舌の構造と機能を説明できる。*③歯列と咬合について説明できる。*④唾液の性状と役割を説明できる。 【構成成分とその機能を含む。】*⑤唾液腺の構造と機能を説明できる。 【分泌調節を含む。】*⑥咀嚼の意義と制御機構を説明できる。*⑦構音器官としての口腔の形態と機能を説明できる。E-2-3)口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の発生、成長・発育および加齢とその異常一般目標:口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の器官の発生、成長・発育および加齢とその異常について理解する。到達目標:*①口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の発生を概説できる。*②一次口蓋と二次口蓋の発生を説明できる。*③口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の成長・発育および加齢による変化を説明できる。 【歯の喪失に伴う変化を含む。】*④口唇・口腔・頭蓋・顎顔面領域の成長・発育異常(不正咬合)を説明できる。*⑤舌と唾液腺の発生とその加齢現象を説明できる。E-2-4)口唇・口腔・顎顔面領域の疾患一般目標:口唇・口腔・顎顔面領域の疾患の特徴と病因および診断・治療の基本的概念を理解する。到達目標:E-2-4)-(1)先天異常および後天異常*①口唇・口腔・頭蓋・顎顔面に症状をきたす先天性異常を説明できる。*②口唇・口蓋裂の病態と治療方針を説明できる。*③顎変形症を概説できる。E-2-4)-(2)外傷*①一般的な骨折の種類と特徴および治癒過程を説明できる。*②歯の外傷と顎顔面骨折の原因と種類を列挙できる。*③外傷時の検査法を列挙できる。*④歯の外傷の症状、診断法および治療法を説明できる。*⑤歯槽骨骨折、上顎骨骨折、頬骨骨折および下顎骨骨折の症状、診断法および治療法を説明できる。*⑥骨折の治療原則を説明できる。
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