教授要綱2年(2017)
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-143-C-2-3)-(11)血液、造血器、リンパ性器官*①リンパ性組織とリンパ性器官を説明できる。*②造血器を説明できる。*③赤血球、白血球および血小板の形成過程と機能を説明できる。*④止血と血液凝固の機序を説明できる。  【線溶系を含む。】C-2-4)人体諸器官の成長、発育と加齢変化一般目標:人体諸器官の成長、発育と加齢による変化を理解する。到達目標:*①人体諸器官の形態と機能の成長、発育および加齢に伴う変化を説明できる。C-3 感染と免疫C-3-1)感染一般目標:微生物の基本的性状、病原性と感染によって生じる病態を理解する。到達目標:*①細菌、真菌、ウイルスおよび寄生虫の形態学的特徴と基本的性状を説明できる。*②細菌、真菌、ウイルスおよび寄生虫のヒトに対する感染機構とこれらの微生物がヒトに対して示す病原性を説明できる。*③清潔と不潔の区分および滅菌と消毒の意義、原理および代表的な方法を説明できる。*④化学療法の目的、原理、作用機序および薬剤耐性機序を説明できる。*⑤新興・再興感染症について説明できる。*⑥院内感染について、原因、予防法について説明できる。C-3-2)免疫一般目標:免疫系を理解し、生体防御機構としての免疫反応、感染免疫、アレルギー、主な免疫不全・自己免疫疾患を理解する。到達目標:*①自然免疫と獲得免疫について説明できる。*②細胞性免疫と体液性免疫について説明できる。  【抗体の種類と特徴を含む。】*③免疫担当細胞の種類と機能を説明できる。*④自己と非自己の識別機構と免疫寛容を説明できる。*⑤アレルギーの分類を説明できる。  【発生機序を含む。】*⑥免疫・アレルギー疾患の種類と発症機序を説明できる。*⑦ワクチンの意義と問題点を説明できる。C-4 病因と病態C-4-1)細胞傷害、組織傷害および萎縮一般目標:細胞傷害、組織傷害および萎縮の原因と形態的所見を理解する。到達目標:*①細胞傷害と組織傷害について説明できる。  【変性を含む。】*②壊死の多様性、原因、意義および形態的所見の特徴を説明できる。*③アポトーシスと疾患の関連性について説明できる。*④萎縮と仮性肥大を説明できる。C-4-2)修復と再生一般目標:修復と再生の意義とこれらの形態的所見を理解する。到達目標:*①修復と再生について説明できる。*②化生を説明できる。*③創傷治癒に関与する細胞とその過程を説明できる。*④器質化を説明できる。C-4-3)循環障害一般目標:循環障害の成因、形態およびその転帰を理解する。到達目標:*①虚血、充血およびうっ血の徴候、原因および転帰を説明できる。*②出血の原因、種類および転帰を説明できる。*③血栓の形成機構と形態学的特徴および転帰を説明できる。*④塞栓の成因、種類および転帰を説明できる。*⑤梗塞の種類、形態学的特徴および転帰を説明できる。*⑥浮腫の原因とその転帰を説明できる。*⑦ショックの成因と種類を説明できる。

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