教授要綱2年(2017)
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-116-回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第38回7月7日(金)1時限玉置歯科用陶材の基本的な組成を学び、安全な審美歯科材料としての位置づけを知る。歯科用陶材を焼成温度で分類し、各々の組成と特徴、役割を説明できる。ラミネートベニヤクラウンに用いられる材料とその修復法について説明できる。歯科用陶材の築盛法、焼成法(大気、減圧)を説明できる。ガラス転移点を説明できる。歯科用陶材の粉末の製造方法を説明できる。教科書:12 歯冠用セラミックスA. 概要、B. 歯科用陶材(p201-209)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性D-2-②歯冠修復・義歯の製作に必要な材料の特性D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴第39回7月7日(金)2時限玉置金属焼付用陶材と歯科用陶材の相違、並びにアルミナ陶材の臨床上の意義と特徴について理解する。金属焼付用陶材の組成と特徴を説明できる。アルミナ陶材の組成と特徴を説明できる。ディギャッシングを説明できる。リューサイトの組成と特徴を説明できる。焼成工程で金属焼付用陶材に掛かる応力を説明できる。教科書:12 歯冠用セラミックスC. 金属焼付陶材冠 (p210-213)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性D-2-②歯冠修復・義歯の製作に必要な材料の特性D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴第40回7月12日(水)3時限玉置全部陶材冠とジルコニアやアルミナをはじめとするニューセラミックスをメタルフリーのオールセラミックス補綴材料として比較し、各々の利点・欠点を習得する。全部陶材冠の製作工程を説明できる。ジルコニア、アルミナと歯科用陶材との特性の相違を説明できる。ニューセラミックスの種類を列挙し、その製作工程を説明できる。歯科用CAD/CAM装置を用いた補綴物製作工程を説明できる。セラミックスの破壊靱性値の意義を説明できる。教科書:12 歯冠用セラミックスD. 全部陶材冠(p214-220)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性D-2-②歯冠修復・義歯の製作に必要な材料の特性D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴第41回7月12日(水)4時限玉置製作された歯科修復補綴装置の歯への装着に利用する合着・接着あるいは仮着技法を理解する。歯科用セメントの種類を列挙し、基本的な組成と用途、硬化機構を説明できる。歯科用セメントの酸-塩基反応について説明できる。歯科補綴修復装置の仮着に用いる材料とその方法を説明できる。歯科用セメントの練和に用いる器材と特徴を説明できる。歯科用セメントの具備すべき条件を説明できる。教科書:14 合着・接着材の性質(p231-252)D-2-⑦接着材と合着材の種類と成分および特性
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