教授要綱2年(2017)
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-114-回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第28回6月22日(木)1時限玉置歯科鋳造における埋没法と鋳造方法の概要を知り、具体的な手法を理解する。埋没に用いるリング、キャスティングライナー、界面活性剤などの役割を説明できる。埋没法における真空練和の意義を説明できる。歯科鋳造における金属の溶解方法(貴金属、非貴金属合金)を習得し、鋳造工程の原理と方法を説明できる。教科書:11 鋳造用材料A. 概要(p167-p170)、G. 鋳造体の製作工程 (p197-p204)D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴第29回6月22日(木)2時限玉置鋳造後の後処理と、鋳造体の寸法精度の補償について習得する。鋳造後の後処理に使用する器材(酸洗い、サンドブラスト等)と方法について説明できる。金属の鋳造収縮を補償する原理を学び、寸法精度の良い鋳造体の製作方法について説明できる。鋳造用金属鋳造によって生じる収縮の機序を説明できる。教科書:11 鋳造用材料G. 鋳造体の製作工程、H. 鋳造体の精度 (p185-p194)D-1-④歯科用器械・器具の用途と特徴D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴第30回6月28日(水)3時限玉置鋳造によって生じる各種鋳造欠陥の成因を学び、その対策法を習得する。歯科鋳造における鋳造欠陥の種類を列挙し、基本的な成因により分類できる。鋳造欠陥の成因から対策法を挙げ、回避する手法を説明できる。教科書:11 鋳造用材料I. 鋳造欠陥とその対策(p194-p200)D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴D-1-④歯科用器械・器具の用途と特徴第31回6月28日(水)4時限玉置金属、特に合金の特性や構造を合金状態図から学び、合金として使用する意味を理解する。成形加工による金属の変形や特性、結晶の変化について理解する。純金属と合金との特性の違いを説明できる。2元系合金状態図の読み方を知り、全率固溶体や固溶限のある状態図を説明できる。合金の種類を分類し、共晶合金の特性を説明できる。加工による金属の変形挙動と特性変化を説明できる。金属の焼きなましと再結晶について説明できる。教科書:歯科用金属材料A. 概要、B. 合金の状態図、C. 金属の成形加工 (p135-141)D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴D-1-④歯科用器械・器具の用途と特徴第32回6月29日(木)1時限玉置歯科用合金の硬化熱処理、軟化熱処理のメカニズムを理解する。熱処理が可能な歯科用合金を列挙できる。金銅規則格子の生成機序を説明できる。金銀パラジウム合金の熱処理効果の作用機序を説明できる。固溶限を説明できる。教科書:10 歯科用金属材料D. 熱処理(p142-145)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性 D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴第33回6月29日(木)2時限玉置歯科で用いる金合金について、その種類と用途、特性について習得する。金の金属学的特性を説明できる。タイプ別金合金を分類し、その特徴を説明できる。金合金の添加元素とそれらの役割を説明できる。白金加金の組成と特徴を説明できる。陶材焼付け用金合金の組成と特性を説明できる。カラット別金合金の組成と特徴を説明できる。教科書:10 歯科用金属材料E. 歯科用合金(p146-150)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性 D-2-⑥レジンの重合、金属の鋳造・熱処理およびセラミックスの加工・焼成の特徴
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