教授要綱2年(2017)
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-109-回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第5回4月19日(水)3時限玉置有機材料の材料学的な意味を知り、その種類、特徴、用途、成形加工法などについて学ぶ。有機材料の概要、特徴、特性について説明できる。高分子材料の定義を説明でき、製造過程(重合反応)を説明できる。重合反応の種類(逐次重合反応、連鎖重合反応)について説明でき、連鎖重合反応(ラジカル重合、イオン重合)を説明できる。重合体の構造を熱的性質により分類(熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂)できる。高分子の性質(ゴム弾性、ガラス転移、諸性質)を説明できる。教科書:2 材料の種類と構造D. 無機材料(p19-24)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性 第6回4月19日(水)4時限玉置複合材料の材料学的な意味を知り、その種類、特徴、用途、成形加工法などについて学ぶ。複合材料の概要を説明できる。複合材料の種類、特性、特徴、用途を説明できる。教科書:2 材料の種類と構造E. 複合材料(p24-25)D-1-①高分子材料、セラミック材料、金属材料および複合材料の構造と物性 第7回4月26日(水)3時限玉置歯科材料の応力-ひずみ曲線で得られる各特性値から、特徴を学ぶ。弾性や塑性など材料の様々な機械的性質について学ぶ。物質の機械的性質について応力―ひずみ曲線を基に説明できる。応力ーひずみ曲線の各種特性値(比例限、弾性限、降伏点と耐力、弾性エネルギー、最大強さ、破断強さ、靭性等)を説明できる。材料の変形挙動(塑性ひずみ、弾性ひずみ)の相違を説明でき、延性と展性、脆性、靭性、剛性などの力学的な特徴を説明できる。教科書:3 材料の性質A. 機械的性質(p27-30)D-1-②生体材料の力学的、物理的、化学的および生物学的所要性質第8回4月26日(水)4時限玉置機械的強さの計測法を学び、それぞれで評価すべき材料を理解する。歯科材料の硬さの評価方法を知る。粘弾性の定義を理解し、力が加わった際の具体的な挙動を学ぶ。機械的強さの種類(圧縮強さ、引張強さ、せん断強さ、曲げ強さ、衝撃強さ、疲労、耐摩耗性など)を分類でき、その特徴を説明できる。硬さ試験法の種類(ビッカース硬さ、ヌープ硬さ、ブリネル硬さ、ロックウェル硬さ、ショア硬さ、モース硬さ)を分類し、各特徴を説明できる。粘弾性(レオロジー)とは何かを説明でき、クリープ、粘弾性、粘性流動、粘弾性体モデルについて説明できる。教科書:3 材料の性質A. 機械的性質、Bレオロジー(p30-36)D-1-②生体材料の力学的、物理的、化学的および生物学的所要性質第9回5月10日(水)3時限玉置材料の密度と比重や熱的変化を評価する指標を学ぶ。歯科材料の代表的な物理的性質(比重と密度、熱膨張係数、熱伝導率、比熱など)を知る。教科書:3 材料の性質C. 物理的性質(p36-37)D-1-②生体材料の力学的、物理的、化学的および生物学的所要性質
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