教授要綱1年(2017)
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-93-回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第14回Aクラス:5月23日(火)2時限Bクラス:5月23日(火)1時限佐藤(勝)酵素の性情、特性、働き、機能による分類、基質との反応速度を習得する。1)酵素の本体,構造と特性および触媒作用について述べることができる。2)基質・生成物および活性中心について述べることができる。3)酵素の働きにおよぼす諸条件について述べることができる。4)酵素の働きによる分類を列挙することができる。5)酵素の反応速度について説明することができる。6)酵素阻害について説明することができる。教科書:酵素反応(酵素とは酵素の反応速度論酵素反応の阻害酵素の分類(p99~p103)C-2-1)-④、⑤酵素の機能第15回Aクラス:5月24日(水)1時限Bクラス:5月24日(水)3時限佐藤(勝)ビタミンの種類と欠乏症および補酵素としての働きを習得する。1)ビタミンの種類と分類(水溶性・脂溶性)を述べることができる。2)主要なビタミンの作用、全身と口腔領域に症状を現すビタミン欠乏症について述べることができる。3)補酵素としてのビタミン(水溶性ビタミン)の働きを説明することができる。4)補欠分子族について説明することができる。教科書:補酵素とビタミン(p104~p106)C-2-1)-⑤補酵素とビタミンE-2-4)-(10)-⑨ビタミン欠乏症第16回Aクラス:6月6日(火)2時限Bクラス:6月6日(火)1時限佐藤(和)ATPの構造、産生、加水分解、自由エネルギーの放出およNAD+,NADP+,FADの構造とATP産生への関与を習得する。1)ATPの構造と、加水分解およびADPからの合成について述べることができる。2)高エネルギーリン酸結合とエネルギーの放出について述べることができる。3)NAD+とNADP+の構造と、水素運搬体としての働き、およびATP産生への関与を説明することができる。4)FADの構造と、水素運搬体としての働き、およびとATP産生への関与を説明することができる。教科書:補酵素とビタミン(p104~106)代謝(p106~112)C-2-1)-④生体のエネルギー利用第17回Aクラス:6月7日(水)1時限Bクラス:6月7日(水)3時限佐藤(和)ヒトのような動物の代謝の概要と糖代謝を習得する。1)代謝の概要について理解し、説明できる。2)糖質の代謝経路の概要を理解し、説明できる。3)呼吸による糖質代謝(解糖系、クエン酸回路、電子伝達系)を理解し,各代謝ステップの概要を説明することができる。4)口腔内細菌に代表されるような嫌気性菌の嫌気呼吸による糖質代謝を説明できる。5)ペントースリン酸回路を説明することができる。6)グリコーゲン代謝とその調節機構、および糖新生について説明することができる。教科書:呼吸による糖質の代謝(p107~p111)嫌気呼吸による糖質代謝(p111~p112)ペントースリン酸回路(p112~p113)グリコーゲン代謝と糖新生(p113~114)を予習、まとめC-2-1)-②糖質の代謝第18回Aクラス:6月13日(火)2時限Bクラス:6月13日(火)1時限亀山ヒトのような動物の脂質代謝を習得する。1)脂質を構成する脂肪酸の分解(βー酸化)過程を理解し,説明することができる。2)脂肪酸代謝によるケトン体の生成と利用、さらに代謝亢進によるケトーシスの発症機構を理解し,説明することができる。3)脂肪酸の生合成経路を概説できる。4)コレステロールの生合成経路、その生理活性物質への変化を理解し,説明することができる。5)プロスタグランジン類の生合成と機能を理解し,説明することができる。教科書:脂質代謝(p118~p122)を予習、まとめC-2-1)-③脂質の代謝

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