教授要綱１年（2017）

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－46－6英語・授業概要英語を介して発信される歯科医学関係の論文や最新情報の読解、それらに基づいて構築された基礎歯学ならびに臨床歯学の履修、歯科医師臨床研修選考試験での英語問題、そして何より、歯科医師国家試験の必修基本的事項として出題される歯科医学英語に対応するには、歯学部学生のための英語：ＥＳＰ（English for Specic Purpose）すなわちＥＤＰ（English for Dental Purpose）学習が必須である。また、ＮＢＤＥ、ＤＡＴ、医学英語検定試験や英語共用試験の受験を想定した英語力の養成も重要となる。本学の英語講義は、2003年以来、国家試験出題歯科医学英語問題を解答し得る実戦力の養成に努めてきた。後学期開講の「英語（Dental English）」では、Proposed Core Curriculum for Dental English Education in Japan（BMC Medical Education, 2014）に準拠し、歯学英語により特化した講義を実施する。そして、前学期の「英語基礎（English Basics）」で修得した基礎学力を一層強化し、英語設問多肢選択問題の解答を想定した歯学英語力を身につけることを目標とする。さらに、歯学用語とその語源の解説講義を通して、専門科目の履修にも役立てる。講義目標を達成するために、歯科医学（基礎～臨床領域）に関する英文の読解と、共用試験・国家試験出題基準や学術用語集から精選した英単語・英熟語の暗記を課し、用語や設問に必修項目を設定した中間試験を行って習得度を確認する。中間試験を含むすべての英語試験は、歯科医師国家試験や検定・共用試験での出題基準に基づき、英語設問による多肢選択客観試験で行う。国家試験既出英語問題やその修飾問題、英語設問の新規ならびに蓄積問題を活用し、制限時間内での解答能力も養う。また、歯学はもとより医学、自然科学に関する原語解説も随時導入し、歯学部により特化した英語授業を実施する。語彙力と応用力を高めるため、英語（British English）ならびに米語（American English）の２種類の歯科医学テキストを授業に採用する。後学期に入ると学習意欲が低下するとともに学力差が拡大する傾向を考慮し、対象学生には参加を必須とする補講・個別指導を適宜実施する。そして、英語設問の逐語訳ならびに文法的解釈、選択肢の解説、英語問題解答方法を教授し、歯学英語力の強化を図る。歯科医学用語の理解を深めつつそれらを確実に習得するため、予習・復習に関する自主・自己学習を２４時間サポートするE-LearningシステムMoodle（Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment）を活用する。講義に即したKey WordsならびにKey Phrasesを事前にMoodleへUploadするとともに、「復習用の多肢選択問題」50題程度を講義毎にUpdateし、学生の積極的な利用を促す。「多肢選択問題」には「模擬解答」も一緒に提示するが、故意に「不正解」を加えて質問の機会を高める。・教科書Wray D & Wray A. “Understanding Your Teeth and Mouth”, Family Doctor Pub., British Medical Association, Poole..Ichord LF. “Toothworms and Spider Juice”, Millbrook Press, Brookeld.（必要に応じて演習関連項目を適宜配布）・参考書Rowson J & Slaney A. “Dentistry”, Cavendish Publishing, London.Dofka CM. “Dental Terminology”, Thomson Learning, Washington.Zwemer TJ. “Mosby’s Dental Dictionary”, Mosby, St. Louis.“Stedman’s Medical Dictionary for the Dental Profeassions”, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia.文部科学省．“学術用語集 歯学編”，日本歯科医学会，東京．・オフィスアワー講義日：０８時００分～１7時００分（要予約：メール／電話／来室、但し公務時間帯を除く）・教授室（３号館実験棟２階）・評価方法試験の成績 90％、平常の成績 10％　　平常点の評価方法 ⇨ 中間試験（80％）、読解演習・質疑応答（20％）回　数担当者学習目標（GIO）行動目標（SBOs）予習項目モデル・コア・カリキュラム第１回９月５日（火）１時限：Ａクラス２時限：Ｂクラス土屋博紀The students are able to un-derstand the aim, practice and timetable of the class "Dental English" completely.The students pay attention to the explanations about syllabus and timetable of the class "Den-tal English".“Toothworms and Spider Juice” Chap. 11：Comforting In-ventions and Yankee Ingenuity, p. 71.The students are able to acquire the knowledges of dental terms about dental history in USA.The students learn by heart （incl. memorize） dental terms both in Engl and in Jpn.