教授要綱１年（2017）

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－37－3医療倫理学・授業概要西洋では古来から医師・法律家・聖職者はプロフェッションと呼ばれました。これらの職能団体に属する者が一定の技能や倫理的資質のあることを公言する（プロフェス）ことから来ています。この言葉は今日では職業一般をさすために使われていますが、医療職に高い倫理性の要求されることは今日でもかわりません。そこでこの授業では、1）医療倫理学を学び、2）各自が医療職にふさわしい倫理性を身につける、ことをめざします。・教科書『歯科医療倫理Q&A』大井賢一・木阪昌知 著（太陽出版）・参考書『医療倫理Q&A』医療倫理Q&A刊行委員会（太陽出版）・オフィスアワー授業後に質問等は受け付けます。・評価方法試験の成績 90％、平常の成績 10％、平常点の評価方法 ⇨ 小テスト及び授業態度回　数担当者学習目標（GIO）行動目標（SBOs）予習項目第1回9月7日（木）1、2時限山崎倫理学とは何かを理解する。1）倫理学とは何かを理解し、応用倫理学の成立について知る。2）「ヒポクラテスの誓い」と「ジュネーブ宣言」について理解する。テキストQ1、2第2回9月14日（木）1、2時限山崎医療倫理学について理解する。1）医療倫理の四つの原則について理解する。2）「ニュールンベルク綱領」「ヘルシンキ宣言」「リスボン宣言」について理解する。テキストQ3、4第3回9月21日（木）1、2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1）歯科医師とは何かを理解する。2）応招義務および説明義務について理解する。テキストQ5～9第4回9月28日（木）1、2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1）善管注意義務について理解する。2）療養方法等指導義務および診療録記載義務について理解する。テキストQ10～13第5回10月5日（木）1、2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1）カルテ開示について理解する。2）無診察治療の禁止および処方せん交付義務について理解する。テキストQ14～18第6回10月12日（木）1、2時限山崎歯科医師の義務について理解する。1）歯科衛生士の業務について理解する。2）歯科医業とは何かを理解する。テキストQ19～22第7回10月19日（木）1、2時限山崎歯科医師の権利について理解する。1）医師相互の義務について理解する。2）業務独占権および名称独占権について理解する。3）歯科医業の開始について理解する。4）歯科医の広告および裁量権について理解する。テキストQ23～32第8回10月26日（木）1、2時限山崎小テスト小テスト。これまでの学習内容をまとめ、確認する。第9回11月9日（木）1、2時限山崎患者の権利について理解する。1）患者の自己決定権とは何かを理解する。2）自己決定の要件とは何かを理解する。3）アドバンス・ディレクティブについて理解する。テキストQ33～38