教授要綱1年(2017)
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-108-16地域社会と歯科医療Ⅰ(私の診療所)・授業概要将来の地域医療を担当する歯科医師として、自分の診療形態を実現するために、各自が仮想診療所(私の診療所)を想定して、具体的にそのプロセスについて必要な諸条件について学年縦断で諸教科を段階的に学びながら、得られた知識、技能、態度を基に仮想診療所の開設を通して、自ら学ぶ力と地域で活躍できる医療人に必要な能力を身につける。1年次は、地域と口腔の特徴を知って、私のクリニック(仮想)を立ちあげる。教科の特徴と1年次から5年次まで継続するスパイラル教科、教育手法教育手法としてTBL、ポートフォリオを導入地域の施設・医療機関の臨地実習を導入・参考書配布資料・オフィスアワー後期の火曜日16:30から17:30・評価方法MCQテスト(30%)、凝縮ポートフォリオのルーブリック評価(30%)、体験シート、学習成果のサマリー、振り返りシート、成長報告書(成長エントリーシート)の評価(40%)回 数担当者学習目標(GIO)行動目標(SBOs)予習項目モデル・コア・カリキュラム第1、2回CDグループ9月6日(水)ABグループ9月13日(水)3、4時限倉知向井包括支援センター1.アクティブ・ラーニングのために効果的な教育手法を学ぶ。2.課題解決に必要な情報を選択できる。1)TBLと学習ポートフォリオを理解できる。2)課題解決に必要な情報の取得方法と必要な情報の整理法が説明できる。3)目標書き出しシートの記載ができる。4)地域で開院するのに必要な情報を話し合い、チームに必要な情報をどのようにして得るかをまとめられる。・TBL、ポートフォリオの理解・情報リテラシー・TBLのためのチーム分け・9チーム×2・チームに与えられた課題に対しどんなクリニックを目指すかの目標を記載A-2-1)、A-2-2)課題探求、学修の在り方A-9-1)生涯学習への準備第3、4回CDグループ9月20日(水)ABグループ9月27日(水)3、4時限倉知向井社会歯科包括支援センター1.必要な情報を収集し整理できる。2.プレゼンテーションができる。3.他のプレゼンテーションを評価できる。1)地域で開院するのに必要な情報を話し合える。2)チーム内で必要な情報を分担して収集し、各自の情報(目標書き出しシート)を持ち寄りチームとしての情報を整理できる。3)チームとしてまとめて発表できる。4)チーム発表について評価表に基づいて評価できる。 *振り返りシートの提出・TBLによる学習(PCを使用しての実習・グループ毎に分かれチーム毎に歯科クリニックとしてまとめ発表・必要とする追加学習内容等を基にして歯科クリニック案を再作成し提出A-4-1)コミュニケーションA-2-1)課題探求A-2-2)学修の在り方第5、6回CDグループ10月4日(水)ABグループ10月11日(水)3、4時限藤原服部包括支援センター1.地域医療・歯科医療の内容を理解できる。1)地域歯科医療の現状を理解できる。2)地域歯科医療の現状と地域医療における訪問診療を理解できる。・講義(A)地域歯科医療の現状と将来(B)地域医療における訪問診療の概要-担当:地域包括支援歯科医療センター A-7-1)地域医療への貢献A-4-1)コミュニケーション第7、8回CDグループ10月18日(水)ABグループ10月25日(水)3、4時限障害者歯科向井藤原服部包括支援センター1.摂食嚥下機能と機能障害が理解できる。2.摂食機能療法の概要を理解できる。1)生涯にわたって口から食べることを支援する医療を説明できる。2)摂食機能と機能障害の歯科医療領域が理解できる。3)人の摂食機能に気づいて食べられる。4)食べさせ方を理解し食事介助が実施できる。・講義(C)生涯にわたって口から食べることを支援する医療-担当:摂食嚥下リハビリテーション部※チーム内でロールプレイで実習する。E-5-1)-④、⑩高齢者の歯科医療A-4-1)コミュニケーション
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